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敏感で内向的なあなたが、自分らしく生きるには?

【今日の本】一DAY35一

敏感な人(HSP)や内向的な人がラクに生きるヒント
イルセ・サン 著 ディスカバー ・トゥエンティワン 2018年


敏感な人や内向的な人は、高い能力を持っています。
外向的で敏感な人ばかりが得をしているように見える社会でも、自分の個性に向き合い、上手に生かすことができれば、敏感で内向的な自分の思うままラクに生きていけるのです。


テーマにまつわるマイストーリー


「あなたは変わってる」
「〇〇ちゃんはできるのに、どうしてあなたにはできないの」


こんな言葉に、落胆したことはありませんか?


私自身、成人してからも、人からこのような言葉を言われることが日常茶飯事でした。はじめは、言われた言葉に反応的で、思い切り抵抗していました。酷く落ち込むこともありました。でも、あること知った結果、気にならなくなりました。


あることとは、“違っていることは個性”だということ、人は転生を繰り返して生きているから、魂の成長レベルが違うのは当然。魂1年生、魂100年生がいるということ。比べても仕方ない。


それまで、型にハマっていない自分を責めてばかりだったのですが、自分から、正しさや優劣という概念を消した結果、とてもラクに生きることができるようになりました。


他にも「自分が自分である(自分を守る)ために」あらゆる学びや努力はしてきましたが、長くなってしまうので、今日はこれくらいに。


多様性の理解が求められる今、全ての人に役に立つ本。


❶[3セレクト]


①敏感な人と内向的な人の特徴


敏感な人と内向的な人の特徴はとても似ている。どちらも物事を深く考え、狭く深い人間関係を築き、目立つことが苦手で控えめな言動をする人が多く見受けられる。


敏感な人は、五感から入ってきた刺激や、思考など自分の内側の刺激に対する感受生が高いことが特徴とされている。一方の内向的な人の特徴は、自分の内面や物事の真理に向かいやすいことが挙げられる。


(1921年、スイスの精神科医、C・G・ユングによる内向的な性格や内向的な性格についての説明によると、人口の30%〜50%は内向的な人だろうとされている。そして、外向的、内向的は「二者択一」ではなく、ほとんどの人が両方の性質を持っている。)


②HSPや内向性は遺伝によるものか


「高反応気質」について発見をしたアメリカの著名な研究者、ジェローム・ケーガンによると、高反応気質になるのは、遺伝力が大きいことがわかった。もちろん、環境によって、遺伝的気質とは別の気質が伸ばされることもある。しかし、生まれ持った気質と異なる気質を伸ばすことは、何かしらのリスクは伴う。 

「外的因子によって性格が少し変わると、その人はあとで非常に神経過敏になる。その治癒は個人の資質と自然に合致するよう、その人の資質を伸ばすことによってのみ可能である」(「タイプ論」より)


③自分に最適なレベルを知っておく


内向的な人は、刺激の少ない環境の方が成果を上げやすくなる。自分のキャパシティを超えることが周りで起きるのをとても不快に感じる。大事なのは、各人が自分に最適な刺激のレベルを知ること。


敏感な人や内向的な人がするべきなのは、刺激を避けることでなく、自分に適したレベルを見つけること。例えば、目にした映像について、どれくらい深く入るかは人それぞれ。もし、映像に影響されてしまうのなら、ニュースをチェックする頻度を減らす。ニュースのチェックをやめられない人は、こう考えるといい。


自分が日々、世界のあらゆる問題を知ることにエネルギーを費やしたとしても、それが誰かの役に立つわけではない。


+1:(心を静めるのに効果的な活動)

家事全般
パンやケーキを焼く
ジョギングする
ヨガやピラティスをする
お風呂に入る
日記を書く
音楽に合わせ、部屋を動き回る


❷[エピソード] (堂々め巡りの不安を断ち切る方法:いざというときに困難に対処できるという自信を持つ)


『夜と霧』で知られるヴィクトール・フランクルは、ウォーンの神経科学と精神医学の教授でした。ユダヤ人であるヴィクトールは、ナチスのアウシュヴィッツの強制収容所で3年間過ごした後に、生還しました。彼は言います。
困難な状況で生き延びられたのは、他の人を助けるなどして、苦しい中に意義を見出すのに長けた人なのだと。


❸[今日からのアクション]

意義のあること、自分が夢中になれる仕事を大切にする


・・自分のままで幸せに生きる方法が学べる・・
◆4/12・4/13・ 4/14◆ 自己変容ジャーニー

(セルフトランスフォーメーションジャーニー3日間講座)開催

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