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子育てに悩む前に読むと参考になるかもしれないブログマガジン

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「子育てに悩む前に読むと、もしかすると参考になるかもしれないブログ」をそれぞれ単体の記事にしてマガジンにまとめました。理由は、一個の記事に書いていくと長々としてて読みずらい!とい… もっと読む
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幼稚園、保育園選び

 日々驚きと発見の連続である子育て。自分の目の届く範囲にある内はまだいいですが、子供を初めて保育園もしくは幼稚園に入園させるのは別格の悩みどころ、と言えるかと思います。初めての子供を入園させるときに体験した幼稚園についてのお話です。  私たちが住んでいたのは人口10万人に満たない北関東の街。大手企業の工場がある工業団地があり、そこそこ栄えていました。そのため日々の暮らしの中で、あまり格差が問題になることはなかったです。  近場に幼稚園がなかったため、バスで送り迎えしてくれる幼

入園式、卒業式

 日本に限らず、入園や入学、卒園卒業を伝統的に祝うしきたりは世界共通ですね。伝統や形式を重んじる組織ほどその傾向が高いのは言わずもがな、だと思います。普段から忙しくている大人の場合は、そのような荘重な趣に心洗われる場合もあります。雰囲気だけで感情が高まり、目頭が熱くなる人もいるでしょう。一方で子供たちは楽しいのだろうか?といつも思ってしまいます。主役は子供たちであるはずなのに。もちろん目の前の子供たちが大きくなり大人になれば、自分たちが感じたこの感動を味わうことができます。そ

小学校入学時のお友達

 前回の幼稚園選びは長女の時でした。長男である弟が今度は小学校に上がるときのお話です。  長女の時は北関東の街でしたが、それから私たちはドイツのデュッセルドルフで5年間過ごし、埼玉県北部の街に帰ってきました。長女の幼稚園選びで反省を得た私たちは、やはり色々と幼稚園選びをしましたが、他者に子供の教育方針を依存する方向を改め、家族皆が幸せになることを目的とした「全体最適」の考え方にシフトしました。その結果、最も近くて通い易く、私(ダンナ)が送り迎えできる、なるべく努力を必要としな

SDGsじゃなかった、七五三

 子供のイベント、楽しいですよね。今回のテーマは七五三ですが、お食い初めから始まって、初節句、初めてのお正月など、泣いてばかりの赤ちゃんだった頃から成長した子供の笑顔を見るのは絶対に譲れない親だけの特権。夢中になって準備して、失敗しないように用意して、それでも、あーした方がよかった、こーした方がよかった、と考えてしまいます。でも気にしないでください。それは誰でもあることですから。  私達の子供は女の子、男の子でした。長女が先に生まれ、双方の家にとっての初孫でしたから、イベント

運動会とお遊戯会

 子供って本当に不思議です。日中の仕事で、倒れるぐらいヘトヘトになって帰ってきても子供の顔を見るだけで疲れを忘れてしまった、なんてことありますよね。ヒトは肉体ではなく、実は精神に支配されているということの証明で、子供はもはや親の精神領域を大きく占領しているのだと思います。それは、時間が経てば経つほどより深くなってきます。  運動会とお遊戯会ですが、日頃園や学校の中で見ることのできない子供の活躍を見ることのできる機会です。実際私達も、子供たちの園や学校の思い出について目を閉じる

運動会とお遊戯会2

 運動会やお遊戯会は子供が主役、という話をしたと思います。絶好の機会ですから、子供の様子を記録に残したいという気持ちは当然ですし、悔いが残らないように親も楽しみたいものです。一方で見方を変えると、これらのイベントは非日常ですから日常の規律で隠されて見えないことを発見できる貴重な機会であるのも事実です。  次回テーマの「参観日」でも書きますが、これらの日は唯一親が、子供が主役である園や学校がどんな感じなのか確認することができる日です。ですので、子供が競技で活躍している合間に子供

参観日

 初めての参観日も、なんやかんや言って悩みますよね。子供同士が親しい親御さんがいれば一緒に行くのもありですが、そうでない場合、参観時間のいつまでに行けばいいのか?何を着ていけばいいのか?一人で行くべきか?など、色々悩みどころがあると思います。  私たちの場合は、行ける人ができる限り行くという姿勢でいたので、どちらかがその日仕事がある場合は無い方が行く、どちらも仕事がなければ夫婦で行く、お休みを取ることができれば行く、という形で参加しました。もちろん夫婦が参加できない日もありま

お弁当

 お弁当のイメージもそれぞれだと思います。ちょっと昔、「あたしんち」という漫画で、主人公がお昼ご飯の時に友達のお弁当を見て、家に帰ってから母親に「うちの弁当は茶色っぽくって恥ずかしいから、友達の弁当みたいに華やかにして!」と主張するシーンがありました。煮物や漬物などがメインになるとどうしてもそうなりますよね。むしろ健康的でバランスが良ければ、それでいいと思いますが、お弁当屋さんの広告にあるような彩のよいお弁当は美味しそうに見えだろうし、なにより「映え」の時代ですからね。  個

お弁当2

 我々がドイツに住んでいるとき、子供たちは小学生でした。上の子は日本人学校に通っており、下の子はインターナショナルスクールに通っていました。日本人同士でご飯を食べるとき、当然お弁当になります。それに対して現地の(ドイツの)子供たちはどんなお弁当なのでしょうか。  時々インターネットで、外国人の方が日本人と結婚して子供にお弁当を持たせるときにカルチャーショックを受けるという記事を見かけます。私たちはさほど意識していませんが、日本のお弁当は世界に誇るべき文化であると共に、親にとっ

テレビについて

 我が家にはテレビがありません。長男が幼稚園の年長さんだった頃に、テレビとBS付きのレコーダーを廃棄してから、自宅でテレビを見ることは無くなりました。それまでは普通にテレビを楽しむ一般的な家庭でした。特に、教育テレビの幼児番組や「ダーウィンが来た」のようなドキュメンタリーが好きでした。  もともと、上記のように限られた番組か子供用のDVDを見るために使っていたテレビでしたが、その存在に終止符を打つ後押しをしてくれたのが、NHKの受信料契約を担当している方でした。ある時その方が

雛祭り

 3月3日は雛祭り、桃の節句ですね。女の子にとっては、誕生日以外で主人公になれる大切な日です。それに対して、端午の節句は男の子の日なのに、子供の日と称され不公平だ、と昔は思っていました。今思えばお菓子の量などを女の子だから、男の子だからという理由でヒイキされた記憶が無いのでどうでもいいことでしたが。  ただ子供心に、子供の日よりも雛祭りのほうが華やかだった印象があります。雛人形の前で女の子が着物を着て遊んでいる風景は映えますよね。我が家にも、お内裏様とお雛様のセットがありまし

お散歩

 先日、子育て真っ最中の女性と話をしました。そのお方は正規社員として外資系の会社に勤めているのですが毎日が忙しく時間が無いあまり、良くないとわかっていても子供が自分で服を着ようとしている時に親が着せてしまったり、時には厳しい言葉で急かしてしまう自分が嫌でたまらない、とのことでした。過去にその方とはドイツの子育てについて語り合ったことがあり、親が命令するのではなく子供に理由を聞かせてやらせる、子供のペースで終わるまで自分でやらせるなど、子育ての理想の姿について話をしていたのです

褒める、叱るについて

 最初に生まれた子の子育てと、2番目3番目の子育てが全く違う感覚であることは経験しないとわかりませんね。長子の場合はマンツーマンですから幅広く子供の様子を知ることで安心できることも多いですが、その分気になる点も多いです。物事によっては、子供の特性が大きく影響するため親がどうしようもない案件もありますから、その場合は成り行きに任せるのが一番です。例えば子供の能力に関する事とかですかね。2番目3番目の子育てになると、加減というか、バランスというか、子供への接し方が分かるようになる

毎日のご飯

 いつも思うのですが、ご飯の準備って誰がやるべきなのでしょうか。自分独りの場合はもちろん自分ですし、親子二人の場合は親ですよね。家族の人数が増えてくると、自然と役割分担が決まってくるのは当然ですが、初めからお母さんなど女性がやらなければならないというのは、歴史的背景と社会的要請かもしれませんが、やらされる方から見れば単なる押し付けだと思います。  そういう我が家も、子供が小さい時は子供の母親が準備していました。ちなみに我が家は共働きではなく、子供の母親は専業主婦です。結婚当初