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本を1冊つくるリゾート合宿のススメ

沖縄県うるま市にて、二泊三日こもり通しの合宿を開催しました。合宿の目的は、「新しい書籍づくり」。
私たちはふたりで、ライティングと編集の事業をしています。(レゾンクリエイトと申します。)今回初の試みとして、「合宿で著者と一緒に書籍の企画を練る」という挑戦をしてみたのでした。

著者は、以前私たちがブックライティングをさせていただいた人材教育事業をなさっている森田さんです。インストラクショナルデザインに、興味がある方は是非お手にとってみてください♪

「第2作目も是非一緒に!」
と、声をかけていただけることは、本当にライター冥利に尽きます。全力で頑張らせていただきます!!!!!

…ただ、著者はみなさんそうですが、日々とてもとても忙しい。森田さんも同様でした。そのため、コンセプトは決まったものの、なかなかコンテンツまで落とし込めない…という時間が過ぎていたのです。

そこで!!
「強制的に本に向き合う時間を作ろう!!」ということになり、今回の沖縄合宿が実現したのでした。(わたしは東京・沖縄の二拠点生活中なので、沖縄から合流しました〜。)

こちらのなんともステキなお部屋で、テンション上がり気味で合宿スタート。
最大10名宿泊できるコンドミニアムホテルです。すてきなキッチン、バスルームがついているので、ひきこもるのにピッタリ…。

窓全面のオーシャンビュー!…に、ホワイトボードシートを貼っていきますwこちら優れもので、静電気で張り付き、ホワイトボードとして書いたり消したりできます。コストパフォーマンスもよい!
今回使ったのはこちらです↓

最初は、1、2枚だったのが、深夜には全面ホワイトボードに…。ビューのなかに、オーシャンはいなくなりました…。が、企画はぶいぶいと固まっていきました!!

(↑疲労し、もはやセピア色w)

このリゾート合宿に活躍したのは、ホワイトボードペーパーだけではありません。

こちらのミニプリンターも素晴らしい働きをしていました。ペーパーレス化が進む昨今ですが、書籍制作はやはり紙ベース。資料を見ながらの議論に、プリンターは欠かせず、大活躍!(しかも、これらのアイテムを持参してくださったのは著者さん。このやる気に応えないわけにはいきませんよ!)

部屋に到着した1日目の15時〜0時まで。
翌日2日目の10時半〜0時30まで。
そして、3日目の午前中いっぱいをかけて、書籍のコンテンツが固まりました! 食事時間以外休みナシ!  海に繰り出すことも、沖縄ナイトに繰り出すこともなく、ひたすら3人で書籍について考え続ける時間はとてつもなく濃密でした。

それって、オフィスに泊まり込めばよくない?というツッコミもあるかと思いますが、それは違いますっ!(キリッ)
「リゾート合宿」だからこその成果ってものがあるのです! では、具体的に3つご紹介しましょう。

(1)心が潤ったまま会議ができる
ホワイトボードの隙間から見える海。そこに飛び込むことはできませんが、明らかに精神を落ち着かせ、心を潤わせる作用がありました。
オフィスの無機質な空間でやれば、イライラしたり投げやりになったりした可能性があります。(特に、わたし…。)

(2)効率効果を自然に追求する
みんな仕事熱心な3人ではありましたが、そうはいっても沖縄で遊びたい、おいしいものを食べたい、みたいな気持ちはあります。
そのため、時間を無駄にせずに、どんどん進めていこう!というマインドが自然に湧き起こりました。一分一秒を効果的に使おうとする姿勢が、熟成された企画を生むのです。

(3)発想力・クリエイティビティが発揮される
現在少なくない企業が、自然豊かな場所へサテライトオフィスなどを構えています。これは、創造性ある仕事を実現するためなどの意味合いを持ちます。これって、あながち的外れなことではないんだな…と今回の合宿で思いました。
わたしが二拠点生活をする意味にもつながりますが、ヒト、モノ、情報が多すぎる場所では、集中力を保つことが難しいのです。思考を掘り下げることにも向きません。一方で、来たものをパッパとさばくような仕事は、東京の方が向いているという側面があるでしょう。原稿を書くのも、沖縄にいる方がはるかにはかどるのはそのためだと思いました。
結果的に、<集中力×創造性>で、まるっと1冊分のとてもよいコンテンツに仕上がりました。

そんなわけで、リゾート合宿はとってもオススメです。出版業界に広がっていかないかしら…?
もし、書籍を作りたい方がいらっしゃれば、合宿からご一緒、大歓迎ですよ!笑

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