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【これからの日本漫画⇔海外コミック】書店やりたい私の市場研究

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「好きな漫画は読んで終わりではなく人にもススメたい、というかリアル店舗で売って仕事にしたい!」と夢見る中年サラリーマンの、日々の市場リサーチの結果をアップしていきます。 特に外… もっと読む
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#伊藤潤二

外国書籍が好きな私のコレクション自慢は伊藤潤二先生の「うずまき」各国版!

外国語好きが高じて世界各国の本を取り寄せることが趣味になっている私ですが、中でもこれは自慢できるものと思ってます。伊藤潤二先生の「うずまき」世界各国版です! 英語版、イタリア語版、スペイン語版まではよいとして、トルコ語版を持っているのはそうとう珍しいと自分では思い。 これはイスタンブールにできたLINE友達に見つけてもらった。お返しに私はそのトルコ人の方に名探偵コナンのキャラクターグッズをわんさか送った。めちゃくちゃ喜ばれた。 国際交流において日本漫画は強い、、、!

【海外マンガ事情】ホラー漫画「うずまき」(伊藤潤二)のトルコ語版が届きました!

以前こちらの記事で紹介したトルコ人のライターさんに頼んで、とんでもなくマニアックなものを、イスタンブールの書店で確保してもらいました。 私が熱烈に敬愛するホラー漫画家、伊藤潤二先生の「うずまき」の、トルコ語翻訳版です! ていうか、そもそも「トルコ語版が出ていたんだ!」というだけで十分に衝撃的な話。伊藤潤二先生の世界進出はどのまでいくのやら! 国際郵便で送ってもらい、無事に到着しました!これからゆっくり読んでいきます! ▽伊藤潤二先生についての私の熱い愛を語った過去記事

【海外マンガ事情】日本ホラー漫画『うずまき』の英語版も結局買ってしまいました

以前、以下の記事をnoteに上げましたが、 このたび結局、『うずまき』の英語版も購入してしまいました。 これにて私の家には、伊藤潤二『うずまき』について、日本語・英語・イタリア語の三冊が並存している状態。 ここにまもなく、トルコ語版も加わってくる予定なわけです↓ 四冊揃ったら、どうしようか、 せっかくだから、日英伊土の四カ国での翻訳の違い読み比べ、などやってみようか、 でもよりにもよってホラー漫画の翻訳比較なんて、よほどなマニアでもない限り特におもしろいはずもない

【トルコのマンガ事情】トルコの日本マンガ販売サイトに伊藤潤二の『うずまき』トルコ語版が!!

先日このnoteでご紹介した、トルコ在住のライター、Ö.Burcu Öztürkさん。 この方にトルコにおける日本文化の受容について質問したところ、いろいろなことを教えてくれました。 総論としては、トルコでも日本のサブカルは人気! その証拠として、トルコにおける日本マンガのECサイトのURLを教えてくれました! ▽以下のURLから入ると、gerekliseylerというサイトの「トルコ語に翻訳された日本マンガの販売ページ」にたどり着きます!▽ ざっと見てみても『ON

【海外マンガ事情】日本ホラー漫画『うずまき』の海外ファンを集めてみました#2

以前の記事では英語圏からYouTubeにあがっていたホラー漫画『うずまき』(伊藤潤二先生)のレビュー動画をピックアップしましたが、今回はイタリア語で発信されているレビュー動画を集めてきました! というのも、どういう理由かイタリア語では『うずまき』に対する評価がめちゃくちゃ高いらしく、熱いメッセージを語っているレビュー動画が続々と見つかるのです。 たとえば、こちら! このレビュー動画は、楳図かずおに始まる「日本ホラー漫画の歴史」から始めて伊藤潤二登場の漫画史上の意義(!)

【海外マンガ事情】西欧各国での日本マンガ・ご当地コミックの売れ筋ランキング分析(2019.08.19~2019.08.25)

先週の記事に引き続き、今週分の「海外市場での日本マンガ売れ筋データ」の公表と考察を行いたいと思います。(※データの収集方法はこちらの過去記事を参照ください) ■amazon.comでのアメリカご当地コミック売れ筋トップ20:イラン発『ペルセポリス』がついに2位へ!! G7ではイラン問題も揉めに揉めたそうですが、そんな中、アメコミ市場では先週に続き、イラン出身のマルジャン・サトラビによる『ペルセポリス』が絶好調。とうとう2位にまでやってきました! ハリウッド映画でイラン系を

【海外マンガ事情】日本ホラー漫画『うずまき』の海外ファンを集めてみました#1

私の大好きなホラー漫画『うずまき』(伊藤潤二先生)の海外進出について、英語版イタリア語版に続き、この夏ドイツ語版も出るというニュースを掴みました。 伊藤潤二作品、海外の方にもわかるのだろうか!?どこがそんなにも国境を越えて人気なのか、調べてみたいと思いまして、 YouTubeにあがっていた海外の方による『うずまき』レビュー動画をピックアップしてみました! まずはアイルランドから。 六年くらい前から読書レビューをひたすらアップし続けているこの方は、2017年に『うずまき

【海外マンガ事情】ホラー漫画家の伊藤潤二先生がフィレンツェに現る!

ネットをサーフしていたら、イタリアの方がアップしていた以下の動画を発見。 伊藤潤二先生がフィレンツェの本屋さんで握手会をしています。 フィレンツェ一箇所でこんなに行列ができるのか!どんだけイタリアで愛されているんだ、伊藤先生!! はにかむ伊藤先生の笑顔がカワイイです。いつもながら、「描いているホラー漫画の絵柄と、本人の人柄のギャップ萌え」がたまりません。 と、私も伊藤潤二の熱烈なファンの一人として熱くなってしまいましたが、「漫画好きの外国語マニア」としては、自分の好き

『伊藤潤二研究』という本の「伊藤潤二作品はもはやバンドデシネ」という指摘におおいに納得!だから海外でも人気なのか

このnoteでも私がたびたびリスペクトを表明している、ホラー漫画家の伊藤潤二先生。 その解説本である『伊藤潤二研究』を手に入れて、昨夜、読み耽っておりました。 ※ちなみにこの『伊藤潤二研究』という本、表紙自体がコワいので、苦手な人には迷惑かと思い、ヘッダー画像には関係ない書籍の表紙写真を入れておきました(!)。本当の表紙は、以下の感じ。怖い。 この本の中に、メタルギアシリーズで有名な小島秀夫さんからの寄稿があるのですが、 伊藤さんは謙遜してご自身のことを「亜流」だとお

【海外マンガ事情】西欧各国での日本マンガ・ご当地コミックの売れ筋ランキング分析(2019.07.22~2019.07.28)

先週の記事に引き続き、今週分の「海外市場での日本マンガ売れ筋データ」が揃いましたので、以下7/22~7/28分データの公表と考察を行います!(※データの収集方法はこちらの過去記事を参照ください) ■amazon.comでの日本漫画売れ筋トップ20(2019/07/22~2019/07/28) 先週、伊藤潤二先生の『うずまき』がなぜかベスト10以内に入っていることへの嬉しいオドロキを表明したばかりですが、今週はそれに続いて第12位に同じ伊藤潤二先生の『ギョ』の英語版が入って