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彼も人なり 我も人なり(子育て)4 「アクアリウムと義務」

4年前、職場の上司から水槽と魚をもらった。息子は生き物が好きだったし、「生」「育てる」とは何か、アクアリウムをすることによって学んでくれたらいいなぁという思いで興味は全くなかったが飼い始めた。

はじめは新鮮だったが、正直今の自分は魚に興味がない。あるのは、死なせまいという義務感と4年間付き合ってきたというだ。

こんな思いをさせる原因は2週間に一度行う水替えと掃除だ。まぁ面倒。結構時間も取られるし、2週間経つのがはやいこと。もう水替えせなアカンの??そんな感じだ。心の負担がでかい。

では、息子の場合はどうだろうか。(魚と比較するなって感じもあるが、、、。)

妻はどうだったかわからないが、自分としては子供できたらいいね位の軽い気持ちで8年前に計画し、7年前に妊娠発覚。妻が妊娠中、正直なところあんまり赤ちゃんが生まれてくるという感覚がなかった。

生まれてきた当初は、赤ん坊の育児初体験、知識・経験が貧弱なおっさんはどうすれば息子を死なせないように、健康に育てられるのか。義務感でいっぱいだった。

次第に育児にも余裕ができ、息子とのふれあいが増えていくことで愛情が芽生え、ようやく義務感で育てるのではなく、自分の意思で育てていこうという覚悟も生まれた。

妻は妊娠した時から、お腹の中の息子の存在を四六時中感じ続けていることで、愛情の芽生え義務感意思覚悟を出産した時には既に持ち始めていたのだろう、、たぶん。

自分と妻とはスタートラインが違っていた。そこにギャップが生じて、妻には色々と不満があったことでしょう。

来年の二月に二人目が生まれる予定だ。この記事を書いて気付いたことを教訓に取り組んでいけるように心がけよう。

そして、息子の時と同じように次の子の為にも魚を飼い続けるかぁ、、、。


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