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目標をもつのは負け。プロセスが勝つ。

長い宇宙の歴史から見ると、人生はまばたきする時間のように短い。つまらない妄想や怒りや嘆きに費やす時間があれば、大切なことだけに集中する時間を重視しよう。

お金儲けに一生懸命になるよりも、持っているお金をどう使うかに敏感になるよりも、大切な時間をどのように使うか、について敏感に、真剣になろう。

目標を決めてそこへ向かって努力するのも良いが、大切なのはそのプロセスをどのように使い、どのように考えるかだ。

アメリカのコメディアン、ジェリー・サインフェルドは売れない時代からずっと、毎日コントのアイデアを書き続けた。1日も書かない日はなかった。

そして彼は壁に貼った紙に、コントのアイデアを書いた日にはバツ印をつけて記録を残していった。1日でもコントを書かない日があると、そこでこれまで続いてきたバツ印が止まる。バツ印が毎日止まらず繋がって、鎖のように続くように、ジェリー・サインフェルドは毎日書き続けた。

そして彼は全米のすべてのコメディアンの中で「もっとも稼ぐコメディアン」になった。彼はそれを目標にしていたのではない。ただ毎日、書き続けるというプロセスだけに集中していたのだ。

目標に目を奪われるのではなく、プロセスを大切にする。それが重要だ。

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目次

生きやすい空気  8  死にいく私へ 2

光と、水と、魂 18

時空間をかける脳 21

第1章 

空から我を俯瞰する 

コントロールの二分法 51

「これは不可欠なことか?」と自問する 52

静かな心でいる。 53

共同体の一員よりも「個」として生きる 54

なぜ人の目が気になるのか 55

俯瞰することで世界の見え方が変わる 57

逆境について黙考する 58

あえて試練を選んで逆境に強い魂を作る 59

テールエンドで時間をとらえる 60

目標かプロセスか 62

ゴッドファーザーに学ぶ裏切りの法則 65

怒りは自分自身へ牙をむけることになる 67

心が折れると骨折よりも長くかかる 69

限界を知る 70

物事にはいくつも側面がある 72

すべては親切を練習する機会 73

他人を裁かない 74

最善の復讐とは敵の様にならないこと 75

夢の叶え方と夢の手放し方 76

離れてみることも大切な一歩 77

自分で決めた人生なんてない 79

他人の評価は気にするな、自己をしっかり持て 81

言葉という武器の使い方 82

驚かぬこと、臆さぬこと 83

第2章 

静謐な心。臨風の精神 

何に善をおくのか 89

自分探しなんてクソだ 90

日誌をつける 92

脳の癖を攻略(ハック)する 93

負けのほとんどは自滅 94

勝ちと負けについて 98

クールでカームなものが勝つ 100

所作と呼吸。落ち着きと静かさ。 101

言葉に媚がない。態度に迎合がない 102

自分の人生を採点しない 103

良い気分でいようとせず今のままでよいと知る 104

人間関係は「返報の法則」を知ることから 105

第3章 

感情について 

感情なんてアテにならない 107

ネガティブでも大丈夫 108

ポジティブ思考への崇拝を止める 110

人生の避けられない挫折に備える(premeditatio malorum ) 112

ポジティブ思考の落とし穴 113

感情に囚われないで、自分を俯瞰する目 116

ノート言う勇気を持つ 117

まだ起こっていないことで苦しまない 118

第4章 

旅人のように生きていく 

苦しい時や辛い時は 120

語ること。黙すること。中途半端にしない。 122

黄粱一炊の夢: 栄枯盛衰もひとときの夢。 123

もしも●●がなかったら? 125

衝動に流されてはならない 126

幸福は安定せず、暫定的なり。 127

意見を持たないこと 128

朝が人生のクオリティを決める 129

貸しと借りについて 130

杞憂することはまず起こらない。 131

傲慢なく成功を受け入れ、無関心で失敗を処理する 132

会う人々に善を見る 133

不平不満は何も生み出さない 134

聞くことが学ぶこと 135

自分を他人と比較しない 136

自分自身に厳しく、他人に寛容であること 137

行動を起こす前に 138

すべてに学ぶ 139

あなたにとっての成功を定義する 140

課題を探す 141

日々、叡智を積む 142

多面的なものの見方 144

日々のこと 146

怒っている人のそばにいる時 147

一粒の砂の中に世界を観る 148

第5章 

時間について 

今を生きる 152

運命とは 154

所有することよりも時間を大切に 155

信念の炎を燃やせ 156

顔にも心にも怒りを浮かべない 157

誰かに怒りを持つ時 158

自らを厳しい場所に置く 159

あらゆる場面で冷静さを忘れないこと 160

すべてのものに限りがある 161

シンプルに、そして適切に 162

辛さは一過性のものと知る 163

努力は裏切らない 164

習慣化している日常に意識を向ける 165

よどみのない人生 166

自分が傲慢になっていないか振り返る 167

期待を裏切られたら予期しなかった自分を反省する 168

毅然として立ち続ける 169

不幸になるのは難しくはない 170

第6章 

死に行く私へ 

思い悩む事柄は全て灰と消える 172

心の静けさ 174

何事もとどのつまりは重要ではないのだ。 175

自分の死について瞑想する 176

浪費した時間の振り返り 177

何度も死んで何度も生まれ変わる毎日 179

毎日を最後の日として過ごす 181

一糸乱れぬ不屈の魂が善である。 182

静けさが鍵である 183

最後に 184


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