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土と草の匂いに導かれ、風と踊る

「流石に2日連続で1日一歩も家から出ないというのはまずいだろう、人間的に。」という気持ちから、今日は高校の頃の通学路を当時とは違う自転車でトレースしながら吉祥寺に行った。

吉祥寺は、高校に通ってる期間は家から決して特別近くはないけれど、通学路として使っていた駅だった。あの頃は十の位に2の数字は居座っていなかったんだよね。同じ道なのに建っている家や店はちょっとずつ変わっていて、それはぼくも25になっているわけだよねと改めて思い直した。

最近は新宿やらの都会を歩く人しか見ていなかったのだけれど、吉祥寺を歩く人をみていると全然違った。まとう空気の何かが違う、不思議とこの町ならいくらでも居ていいんだなぁって気持ちにさせてくれる。体も心もなにとなく疲れている気がしていて、ズーンと落ちていたのだけれど、一歩ごとに何となく元気になっていく感じがした。高いビルがそんなになくて、自然もたくさんあることとかも関係あるんだろうなぁ。

歩いてる人をみていると世の中本当にたくさんの人がいるんだなぁって改めて思った。その人にもこの人にもあの人にもそれぞれの人生があるんだよなぁってたまに文章にも人生十人十色だな的なことを書くのだけれど、ナマで実感して、ぼくの生きてる世界ってなんて小さいんだろう、悩みも小さいなぁなんて思った。

みんなそれぞれいろいろあるし、みんな楽しかったり悲しかったりして、井の頭公園を歩いてたりするんだなと何だかセンチメンタルな気持ちになった。(吉祥寺は歩き回って最終的に井の頭公園に行くのが鉄板です。)

“everybody feel the same ”って跳ねるように歌う宇多田ヒカルの声が聴こえた気がした。定期的にまた自転車にまたがって吉祥寺に行こう。


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