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痛みの中で

私たちは誤ってしまった。世界は誤りによって生まれた。
命を分ければ、痛みが生じる。


苦しくて伸ばした手が闇に向かったなら、私はもっと深く闇に落ちていく。
その伸ばした手が光に向かったなら、私は光に導かれるだろう。
でも何度も闇に落ちて、深く深く闇に沈んでしまったとしても…
そこにさえ愛はあったのかも知れない。

何度も間違い深く傷付いた、その痛みによって、
私はいつかきっと光に気づくことができるのだろうから。
その傷付いた痛みこそが、私を光に導いてくれていたのだと悟る日が、いつかきっと来るのだろうから。

ああ、痛みが呼んでいる。
「私の手を取りなさい、愛はここに在ります。」と…
光が私(あなた)を照らしている。


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