今日は大阪への移動日。

移動の途中で

原田マハさんの短編小説集を読了。

https://www.amazon.co.jp/ハグとナガラ-文春文庫-40-5-原田-マハ/dp/4167915715

たまたま時間潰しに入った

街の本屋さん（エロ本がなぜか多い本屋）で

時間潰し目的で買った一冊だったが、

ノックアウト。

涙が止まらなかった。

これだから原田さんの作品は困る。

電車の中でなぜか泣いてる

変なオッサンじゃないか。

ちょうど主人公の時代感が

いまの自分と近しいので

ついつい感情移入して読んでしまった感もあるが、

読み終わってある一つのことを

決断することができた。

一言で表すなら

『人生を足掻いてやろう』。

人生結局のところ短いし、

最近周りで親戚や友人が亡くなったのを見ると

悩んでいること自体が小さすぎて

自分が情けなくなってしまう。

ちょっとくらいワガママに足掻いても

死にはしないだろうな、と思う。

どうしても私世代の人たちは、

これからの時間は

自分が年齢を重ねていくこと、

親が老いていくことからは逃げられない。

私も色々考えた結果

東京を離れて生活してみてもいいかな、

と思ったのが3年前。

家族と過ごす時間が増えたけど、

それが当たり前にはなっていないか。

今日の当たり前が、

明日は当たり前ではなくなる事も

多分起きてくると思う。

そんな時に

後々後悔しない人生を送れるかどうか。

私はまだまだ恵まれた環境だと思うが、

恵まれているならその環境や権利を

自分なりに行使してみるのもいいじゃない。

やべー、

午前中から目が赤くなっとるやん。