【危険】身体を壊す避けるべき運動・ストレッチ
運動やストレッチをすることでかえって腰を痛めてしまう
いわば“腰痛自爆テロ”を経験をされる方は多いです。
この悲劇は今回のテーマである避けるべき運動・ストレッチをすることで起こり得ます。
怪我や故障をしたくて運動やストレッチを行う人はいないと思いますし、せっかくやるなら少しでも良い方向へ向かいたいものですよね。
特に腰痛など痛み改善を目的としたケアをされている方はお付き合い頂ければ幸いです。
身体を壊す避けるべき運動・ストレッチ
結論、繰り返すことで違和感や痛みが強くなる運動やストレッチは「怪我や故障の元」なので避けるべきです。
一言でいうならば無理をしたとき(往々にして痛みや違和感を伴う運動・ストレッチを何度も何度も繰り返し行った末)に自爆は起こります。
例えば「負荷が過剰なデッドリフトを無理やり行った末のギックリ腰」も発症までの動作を繰り返す過程で「あ、なんか腰がヤバそうだな」という感覚があるハズです。ボールやマッサージガンを用いた“ほぐし”にしても痛ければ効いているという発想もあるのかもわかりませんが、僕の経験に基づく感覚としては“痛気持ちいい”を超えた“痛み”を伴う運動やストレッチやほぐしで良い結果が出ることは少ないです。
ただ、神経質になり過ぎても不動を助長させたりして良くないので、運動やストレッチの実施可否は次のルールに則って判断するのがおすすめです。
初動や最初の何回かは痛みを感じるけれど、繰り返すうちにだんだん感じなくなる方法はアリ。繰り返すほどに痛みが強くなったり、実施後痛みが残るようになったり、変わらない方法はナシ(別の方法を探る)といった感じです。
無理な運動・ストレッチ=土台が崩れている
根本的な話をすると、無理な(痛みや違和感を伴う)運動・ストレッチの多くは、土台が崩れたままの運動・ストレッチといえます。
土台とは次の3要素です。怪我や痛みの起こりにくいカラダをつくる上でこれらが土台になります。
①脱力できること
②各関節の可動域が保たれていること
③筋肉や関節の“感覚”が保たれていること
例えば、自分のカラダに力みやすいもしくは意識せずとも張っている部分はありませんか?また反対にたるんだ部分や意識しても力が入らない部分はありませんか?
あるいは自分では真っ直ぐ座っている/立っているつもりが真っ直ぐではなかったり、写真で見た自分が思ったより猫背だったなんて経験はありませんか?
筋肉や関節の感覚のアンバランスがあるまま過ごしたり筋トレをしたりストレッチしたりすることで、カラダは次のように変化していきます。
土台が崩れた状態(脱力できなかったり、動かない関節があったり、自分にとっての真っ直ぐが真っ直ぐでなかったり、力が入り過ぎる/入らな過ぎる筋肉がある状態)で運動やストレッチをしたり日常生活を送る延長上に痛みや怪我が起こる―そんなイメージです。
いずれにせよ努力を逆効果にしないために何をやるか、それが自分にとって本当に必要かを考え明確な意図をもって行う事が大切です。
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