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"歴史" 系 note まとめ

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2020年12月の記事一覧

【22/3/6追記】世界史を学ぶのは「背景」と「平等な目線」を知るためである

 「世界史を学んで何の為になるんだ」という言葉はよく耳にします。日常的に使用する四則演算や国語や英語のように生活に根差しているという感覚は薄いでしょうし、白衣を着て多くの物を発明する科学のように直接社会に貢献している認識もあまり持たれない傾向にあります。さらには同じ歴史でも、「自分が住んでいる国である日本史を習うのはまだしも何故世界史・・・?」と思う方もいるでしょう。  事実、世界史で習う知識は(現代史はまだしも)日常生活ではまず活用されません。「ペルシア戦争後にアテネが作っ

【年表】ミュージカルでたどる世界史

ミュージカルの中でも歴史上の出来事や人物、その時代の社会を題材にしているものを年表であらわしてみました。 順番に観ると歴史の流れを感じられるかも。

3000本もの授業動画をアップした先生の本当の目的とは |四條畷学園|小森一平先生

今回訪問させていただいた四條畷学園高等学校は大阪府大東市にある伝統校です。大正15年(1926年)に四條畷高等女学校が設立され、『報恩感謝』の建学精神を引き継ぎながら現在に至っています。 四條畷学園に勤めて15年目になる小森一平先生は、これまでなんと3000本以上の授業動画を撮影して生徒に共有し、生徒の学ぶ力を高めているとのことで、今回特別に授業見学とインタビューをさせていただきました。 〈 四條畷学園・小森一平先生の授業動画一例 〉 小森先生が授業で大切にしていること

【歴史】日本史好きになるための要素。

皆様こんにちは、多趣味娘。です☻ 先日、日本史への愛を思う存分に叫ぶコラムを書いたのですが、 『THE NEW COOL NOTER賞歴史部門 』に応募するため、前回のコラムの文章を短く簡潔にまとめたコラムを書かせていただきます。 ▼日本史好きになるための要素  ①日本史オタクの父親。  ②親しんできた国分寺跡。  ③その他にもたくさん。 日本史オタクの父親。歴史と言えば日本史!この精神で生きてきました。笑 今は世界史も好きなので、枠組みなんて関係ないと思ってるのです

滞独日記「ナチスの歴史から考える環境運動」

ドイツに住んでからは、世界の歴史が、自分が生きている今と地続きになっているものだと思えるようになった。 いまはナチスの歴史にとても興味がある。過去の負の遺産から今に置き換えて注意したいと思うことがある。 環境問題との関わり方だ。 ドイツでは若い人たちの環境問題に対する意識が非常に高い。10代の少年少女たちが気候変動にたいする抗議を街頭でおこなうほどだ。 ぼく自身は自然が大好きなので、自然環境と共存しようとする意識が若い人たちの間で広まるのは、自然に生かされている身とし