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"教育系" note まとめ

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"教育系" noteのまとめです。
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2020年7月の記事一覧

【ドイツ教育編】ヒトラー、ナチス、歴史教育そんなにも…?州ごとに教育レベルが違うって本当?とにかく学校の仕組みがややこしいらしいけど…マキシーさんに聞いてみた!#2

ドイツの歴史教育って?税金って高いってほんと?子供は全員学費無料?! ドイツについて、眼から鱗の情報が盛り沢山。さまざまな角度でインタビューをしています。 当インタビューの内容には歴史的・民族的な項目が含まれていますが、いずれにおいても差別を助長するような考えは一切ありません。 さまざまな創作活動に関わるものとしてあらゆる差別に反対し、国の違い/民族の違い/生きてきた背景などの違いなどから「知らないことを知ることの大切さ」を伝えることを目的に、お尋ねしています。 また、当

「教える」ということ

私も今年の夏には52歳となり、半世紀をかるく超えてしまいました。結婚もせずに独り身のまま、ひたすら仕事、作品づくりに勤しんできました。おかけさまで随分こじれたオッサンになってしまいましたが、この仕事を始めてからの30年くらいで培ってきた技術や経験、発想力は、そんじょそこらの同業種同年代には負ける気がしない程度にはなりました。 そんな私もようやく、後輩たちにその培ってきた技術や経験、発想の仕方などを伝えておきたくなってきたのですが、なかなかそういう場、人材に出会えなくて弱って

サイドノック式シャープペンが好きで入社したら廃番になった話【#忘れられない一本 03】

誰にでも、忘れられない一本がある。 小学生の時に初めて手にしたシャープペンデビューの一本、 持っているだけでクラスの人気者になれた自分史上最強の一本、 受験生時代お守りのように大切にしていた一本。 そんな誰しもが持っている、思い出のシャープペンと、 シャープペンにまつわるストーリーをお届けする連載 「 #忘れられない一本 」。 ぺんてる社員がリレー方式でお届けしていきます。 第3弾は、ぺんてる入社12年目の、山田さん。 あなたの忘れられない一本は、なんですか? ―――――

希死念慮があったあの若者へ

希死念慮がある若者と話をしたことがある。「死ぬのはよくない」とみんな言うけれど、なぜ自ら死んではならないのかを誰も説明してくれないと言っていた。その時はその時の自分なりに、死んではならない理由を話した気がする。今もし彼にあったら私はなんと言うだろうか。 生きていればいいことがある。だったらいいことがなければ生きなくてもいいのか。悲しむ人がいる。悲しむ人がいなければ生きなくてもいいのか。許されないことだ。誰が許さないと決めたのか。そしてもし死んだとしてどう罰することができるの

学生のうちに読んでおくべき本

今回は「学生のうちに読んでおくべき本」というテーマで本をご紹介します! 週に1.2冊のペースで読書をする私MIZUKIが実際に読んでみて影響を受けた本を完全なる独断と偏見でオススメします!笑 累計イイネ❤️数が500を突破しました‼️ ありがとうございます😭 2020/11/27追記しました。 * \本を選んだポイント/ ☑︎ 比較的有名な本 ☑︎ 専門的な知識を必要としない ☑︎ 普段読書をしない方でも読みやすい ☑︎ 私自身が読んで影響を受けた本 ☑︎ 新たな発

競技者と研究者の両立

僕は実業団チーム(GMOインターネットグループ)で長距離選手をやりながら、運動生理学の研究室に所属している。競技者兼研究者だ。 長距離走の研究を行い、得られた知見を競技に生かしていく。逆もまた然り。 こう書くと聞こえはいいし、実際役に立つことも多い。 だが折り合いをつけるのに苦心することもある。 第一に、競技者(現場)と研究者では目指すべき最終ゴールがやや異なると感じている。 スポーツ科学に限らず、現場と研究が互いにいがみ合うような構図をたまに見るが、それは最終ゴー

データジャーナリズムに興味がある学生へのアドバイス

この間「データジャーナリズムに興味があるんですが、どうすればよいですか?」と学生さんから相談を受けました。ジャーナリスト志望だがデータビジュアライゼーションなどにも挑戦してみたいとのことでした。そのときはその方のバックグラウンドも踏まえて回答しましたが、色々な人に応用できそうだなと思ったので再構成してここに書きます。 まずどのようなスキルを身につけるべきか?まずスキル面から何を始めるか。私はデータジャーナリストと名乗っていますが、こと記事を書くことにおいてやっていることは普

「勉強」の語源について

「勉強」という言葉には、その字面から「無理してやる」というネガティブなイメージが付着していますが、語源をたどると、それが誤りであることが分かります。中国の古典『中庸』にある一節の、書き下し文を掲げましょう。 (書き下し文) 或ひは生まれながらにして之を知り、或ひは学んで之を知り、或ひは苦しんで之を知る。其の之を知るに及びて一なり。或ひは安んじて之を行なひ、或ひは利して之を行なひ、或ひは勉強して之を行ふ。其の功を成すに及びては一なり。 ここで言う「之」とは「道」のことです

YouTube 動画 現代文講義第一講

YouTube「出口汪の学びチャンネル」で、いよいよ本格的に現代文の講義を配信します。 一回15分から20分程度、週二回ほどの配信なので、気楽にお聞き頂けると思います。もちろん本格的に学びたい方は、月額3000円で聴き放題の「DMMオンラインサロン出口塾」をお勧めします。 https://lounge.dmm.com/detail/1990/ この講義は主に中学生。・高校生を対象にしたものですが、実は社会人こそ現代文を学習することで、語彙力、思考力、論理力などを鍛え、教養

上村湊の現代国語教室 第1回 文章のジャンルについて

初めまして。上村湊と言います。湊は「みなと」と読みます。作家の湊かなえの湊です。高校とか塾で国語を教えてます。よろしくお願いします。 この記事は、私が好き勝手に現代文や小論文について、普段学校や塾でやっているような解説を、私の好き勝手に進めていこうというものです。主に私の気分次第で進むので、役に立ったり立たなかったりすると思いますが、普段の勉強の暇つぶしくらいに考えて読んでもらえたら嬉しいです。 さて、最初にお話しするのは、現代文や小論文で扱われる文章のジャンルについてで

上村湊の現代国語教室 第3回 文章が読めるとはどういうことか 後編

こんにちは。上村です。『上村湊の現代国語教室』第3回は、「文章が読めるとはどういうことか」というテーマの後編をお届けします。 前回は、文章の「背景」と「内容」についてのお話でした。「背景」と「内容」が理解できれば、少なくともその文章を読んで「わかった」という気になれる程度には文章を捉えたと言って良いと思いますが、入試問題を解く、という目的からすると、それではまだ不十分です。ある意味では、これは文章読解のスタートラインです(ちなみに、勉強しなくても何となく現代文は解ける、とい

「復文」と言う名の王道英語学習法について(ツイートまとめ)

Twitterで王道英語学習法である「復文」について散発的に発信してきた。それらのツイートをここにまとめておく。 ★2020年7月17日 ★2020年7月19日 ★2014年11月11日 さあ,復文を始めよう!

なぜ日本の部活動は練習しすぎるのか?

今回のコロナ騒ぎで各地の高校が普段通りの練習をできない状況にありますが、その結果、なんと生徒たちの体が大きくなったり、球速や飛距離が伸びているというのです。 要するに「今までの練習はなんだったんだ?」という話なのですが、これ、日本とアメリカの両方で部活動を経験した僕には、非常に納得がいく話でした。というわけで、今日は久しぶりに、日本の部活動が改めるべきだと感じる点について話してみたいと思います。

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気候変動リスクと現代の「帝国」 “今”と“過去”をつなぐ世界史のまとめ④ 前2000年〜前1200年

僕らは今、なぜこのような世界を生きているのだろう。 ばらばらになったり、まとまったりしながらも、とりあえず仕方がない、というように動き続けているわれわれの社会は、どのようにして今ある形になったのだろう。 ひとつの確固たる世界があるようでいて、そういうわけでもなく、区切られているようでいて、そういうわけでもない、あいまいなまま、はっきりとしないまま漂うこの世界は、一体どこに向かっているのだろうか。 "今"と"過去"をつなぎながら、世界史を、ゆるく、なんとなく、まとめていく