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"教育系" note まとめ

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"教育系" noteのまとめです。
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2021年3月の記事一覧

日本語教育機関の類型化の難しさ〜制度化のよい面と課題

日本語教育機関の類型化の議論にはどうしても「日本語教育とは」という議論がつきまといますが,その定義が非常に難しいという話です 日本語教育機関とは前回のnote(日本語教育機関の類型化〜なぜ教師の資格と一緒に議論するのか)にも書いたとおり,日本語教育機関の類型化は,「留学」「就労」「生活」という三つの大枠に分けるということで進みそうです。 日本語教育の推進に関する法律や日本語教育の推進に関する施策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針の内容からしても,私自身,この三つ

研究室に入ったら学んで欲しいこと。

現在までに2年程、大学で教員として働いてきました。この記事を読んでいる方にとっては、私は「敵」のような存在かも知れません。そんな私ですが、この2年を振り返って、大学生に学んでほしいと感じた事項を、ここに記したいと思います。これから研究室に配属されて研究を頑張ろうという大学生の方の参考になりましたら幸いです。 ※ 当方は薬学部(生物系)の教員ですので、どうしても理系(特にwetの生物系)の大学生・大学院生に向けての内容になってしまっております。あらかじめご了承ください。 0

最高のオンライン授業のつくり方:新しい学びの場づくりのパターン・ランゲージの紹介

2020年度は多くの学校で、オンライン授業が実施され、様々な試行錯誤が行われてきました。その状況でいろいろな工夫をしてよいオンライン授業をしている先生方がいる一方で、どうしたらよいのかわからず、苦戦していたり悩んでいたりする方も多いようです。 私は実践・活動の研究をしている者として、2020年に行われた試行錯誤・実験から得られた知見やコツ、その結果見えてきた考え方を研究してとりまとめることができれば、よりよいオンライン授業づくりの支援となるのではないか ---- そのよう

ようやくアゼルバイジャン語教科書の形が見えてきた

長らくお待たせしている(というか、ここ数年ずっとツイッターでも「匂わせ」の発言をしてきた)、アゼルバイジャン語教科書作成の案件。日頃から親交があり、信頼できる母語話者氏の大変丁寧にやってくださった校閲を経て、(とりあえずの)最終稿が返ってきました。 ああ、ようやくここまで来たかという感想です。 ただ、ここからが大変。まず、修正を指摘された箇所のチェックをしないといけません。最終バージョンでも、さらに相当の部分にチェックが入ったようなので、一つずつつぶしていかないといけませ

オンライン授業でも使える!お手軽デジタル板書術(1)

コロナの影響で、オンライン授業が進められている今日この頃。 私もオンライン授業をいかに効率よく手軽に行うか、知り合いの先生と情報交換しながら、試行錯誤を積み重ねて参りました。 そこで、私が編み出したお手軽デジタル板書術をご紹介。 私のこだわりパソコンやタブレット、スマホの画面を見ながら展開されるオンライン授業。 こうしたデジタル機器、普通は白く明るい画面になっている状態。 ただ、長時間画面を見ていると目が疲れてしまうのが難点。 しかも、レジュメとは別にスライドを作らないとい

UN Womenで働く中村さんが見てきた世界

#せかい部note 大人気の「せかいとつながる仕事」シリーズ✨ 運営部員が海外の第一線で活躍する憧れの職業の方々にインタビューしていきます🙋 今回は、そうたろうとさくやがUN Womenという国連機関で活躍されている中村敏久さんにお話を伺いました。 意外にも中村さんは高校時代は英語があまり得意じゃなかったり…!?そんな中村さんが世界的に活躍されるようになったきっかけや経緯などなど伺ってみたいと思います🙌 UN Womenとはー本日はよろしくお願い致します。UN Women

[深津さんから教わった!]フィッシュボーン図で課題を整理する

マネーフォワードでは、THE GUILD代表の深津貴之さんをアドバイザリとして招き、日頃からサービスデザインに関する助言をいただいております。 先日は、社内のサービス開発力の底上げを目的とし、フィッシュボーン図を使った課題整理のワークショップを行っていただきました。 PM、デザイナー、ビジネスのメンバーを中心に、100名近くが参加しています。 今回はそこで学んだ内容をご紹介します。 表面的に対処してしまう問題 プロダクト開発の現場には、日々さまざまな要望が届きます。 そ

計画を立てられない人が劇的に立てられるようになった話①

計画を立てられない人が、計画を立てられるようになるなんてあるのだろうか。 計画を立てられない人とは… 私、磯野のことである。 とにかく私は計画というものが苦手で、かつ嫌いだった。 その崩壊っぷり足るや凄まじく、昨年起こったある事件と、たまたま恵まれた、いくつかの機会をきっかけに、このままでは絶対にまずいという状況に追い込まれ(あるいは追い込み)、自分的最難関の「計画」に向き合うことにした。 Aは狙わずC+を目指そう。 それからかなりの試行錯誤を重ねて半年。 こんなこと

知の探索: 何かを「辞めた人」と向き合うこと。

2021年に入り、人生の転機を迎えた連絡をもらったり、人づてに耳にしたりすることが増えた。その大半が、何かを始めたことよりも、何かを辞めた(次のことは決まってない、これから考える)という話だった。僕はこういう時、その人からゆっくり話を聞くようにしている。 誰かが何かを辞める(または辞めさせられる)時は、必ずしも美談では片付けられないことがある。卒業、栄転、ネクストステップへ…の裏には様々な事情や人間模様がある。様々な負の影響や風評、関係性の悪化を考慮してもなお、何かを貫きた

バルサの小6から受けた「衝撃」。小坂雄樹が語る、分析官の本音

横浜F・マリノス、浦和レッズ、モンテディオ山形、ベガルタ仙台の4クラブでコーチを務めた小坂雄樹さん。筑波大学大学院卒業後に、“いきなり”岡田武史さん(元日本代表監督)率いるマリノスに加わり、Jリーグでのキャリアをスタートしました。 分析官の役割も務めた小坂さんは、「分析力で、日本が世界に遅れを取っているのは明白」だと言います。その分析力を高めるために必要なことは何なのか。プロの現場で感じた本音を伺いました。 経験の浅いままJクラブへ。クラブハウスに宿泊も私は福島県出身で、

本人よりも先に喜ばないということ

花粉症の薬をもらいに電車に乗っている時、ツイッターを見ていると偶然こんな投稿を見つけた。 これを読んでとても感動した。 まず何より小咲ももさんがお子さんと一緒にこのことについて考え、話しあったことがいいなと思った。 また、どうしたらいいかお子さんに確認したこと、そしてそれを約束したこと。 どれも素敵だなと感じた。 自分ももし子供ができたらこういう親になりたいなと思った。 感情の一口目は本人に自分も生徒を指導する上で大切にしていることがある。 それは、「感情の一口目は本人に

ご意見・ご指摘 ありがとうございます

3月26日に「#教師のバトン」プロジェクトを立ち上げました。 たくさんの様々なご意見を寄せてくださり、ありがとうございます。 ご意見の中では、 ・長時間労働の改善 ・部活動の負担、顧問制度の廃止 ・給特法の改正 ・教職員定数の改善 ・免許更新制度の廃止 等をはじめとして、様々なご指摘いただきました。 投稿を拝見し、教員の皆さんの置かれている厳しい状況を再認識するとともに、改革を加速化させていく必要性を強く実感しています。 文部科学省では、教員の皆さんの負担軽減につなげる

文部科学省「#教師のバトン」プロジェクトを始めます!

私たちは、文部科学省内の若手職員、教員経験者、広報担当職員などを中心に結成された「#教師のバトン」プロジェクト担当です。 このたび、文部科学省では「#教師のバトン」プロジェクトを立ち上げ、公式noteを始めることになりました。 キャッチコピーは「未来へつなぐ、教師のバトン」。 公式noteを始めるにあたって、私たちが、なぜ「#教師のバトン」プロジェクトを立ち上げたのか、どのような課題意識を持ち、どのような未来を目指しているのか、公式noteでお伝えしたいことは何か、を

スライム風船作り

スライムをストローで膨らませて作る風船。 何度かご紹介していますが、結構難しいです。 そこで、今回はもう少し作り易い方法に挑戦してみます。 例によって(?)よく伸びるバルーンスライムのりを使います。 まず、バルーンスライムのり:水=1:1の割合で混ぜます。 今回はそれぞれ50mlずつ混合しました。 ついでに、水に青色の水彩絵の具を混ぜました。 ここに、約4%のホウ砂水溶液を少しずつ加えながら混ぜます。 加える量は10mlくらいです。 すぐにゲル化してスライムができます