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選挙とは?選挙の本質に立ち返る。

「パパ、学校で選挙について勉強したよ」。
先日、小学六年生の娘が嬉しそうにそう言ってきた。

どんなことを勉強しているのか気になったので、
私からは口を挟まずに、そのまま話を聞くことにした。
娘が言った第一声は、

「選挙は税金の使いみちを決める大切なものなんだよ」

驚いた。私はてっきり人気投票のような話をしてくると思っていた。
娘の説明は、選挙というのは税金の使いみちを選ぶもので、投票は人に対してするが、目的は税金の使いみちの選択だと言うのだ。
確かにその通りである。候補者は税金の使いみちである政策を掲げ、有権者はその政策を知って投票先を決定する。選挙の本質に立ち返るとそうなる。

近年行われている選挙はどうであろうか。やれ劇場型だの、ポピュリズムだの、あるいは芸能人の知名度を利用した選挙に陥ってはいないだろうか。選挙がそんなものだ思われると、選挙は本質から離れ、中身のないものになってしまわないだろうか。当選者が行う政治は信用に足るだろうか。
小学六年生のほうがよほど選挙を理解している。
そして、良い勉強をしていると喜んだ。

私は候補者にも、有権者にも、
選挙の本質からは離れて欲しくないと考えている。
noteの第一稿をこの話にしたのは、
これから私自身の投稿が、選挙の本質から離れないようにするためである。
次からは実務について書いていくつもりである。
(口調も変わります。)

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