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いつも寝る前に布団に入って目を瞑ってから始まる妄想冒険譚が一向に進まないのはなぜか

ラノベかってぐらいタイトルに全部書いちゃったんですけど、みなさんは寝る前に布団に入ってから実際に眠りに落ちるまでのあいだ、何を考えていますか。
今日一日の出来事を振り返ったり、明日やることを考えたりいろいろなことを考えていると思います。

そして私の場合はタイトルにも全部書いたのですが、ひょんなことから自分が異世界転生されてその世界を救う物語が延々と展開されています。

この手の妄想は思春期の中学生男子(とりわけ陰キャ)によく見られると最近の研究で明らかになりました。

また、異世界転生するパターンのほかに

・学校がテロリストに占拠されて自分が戦う
・学校の学園祭でバンドを組んで陽キャたちにちやほやされる

などのパターンがあることも明らかになっています。

そして、得てしてこのような物語は具体性を伴わないことが多く、
私の場合は異世界に転生されて最初の村に行ったあたりからもう10年ぐらい進んでいません。
ハ〇ターハ〇ターもびっくりの進まなさです。

ただスポットスポットでの話は存在しています。
過去に私をかばって敵に殺された私の師匠が、敵の術で蘇って私と戦う展開になります。
私は師匠から受け継いだ技でその師匠を倒したあと、その師匠が使っていた武器を受け継ぎます。

私はこれを「受け継がれる意志編」と呼んでいます。

ちなみに私はこの物語の主人公ではありません。
主人公は私とは別にいて、私は主人公のパーティメンバーで内に熱い心を秘めながらも冷静に主人公を補佐するクールキャラです。
あと、私は途中でパーティを離脱して敵になります。

自由にできる妄想の中でさえ主人公を選ばない点からも、陰キャっぽさが伺えます。

このような形で、スポットスポットで具体的な展開が存在しているのですが、それらは具体的になることもそれぞれが繋がることもなく、夜な夜な繰り返し上映されているのでした。

というわけでここまで読んでくれ方、ありがとうございました。

自分の妄想話を不特定多数の他人に公開する奴
他人の妄想話をきっちりと最後まで全部読む奴

どっちも変な奴だなあと思います。

おわり

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