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対話で人の魅力を引き出し、それを余すことなく記事化する術を学ぶ――『ライティング基礎ワークショップ』第3回を開催しました!

先日、sentenceがco-ba schoolにて担当している『ライティング基礎ワークショップ』の第3回を開催しました。
本講座では、全4回の講座を通じて、ライティングの基礎から取材記事の書き方まで学んでいきます。

前回講座では「“準備”を磨く」を目標に、伝えたいことがきちんと伝わる文章を書くための"準備"の手順やフレームワークを学び、その知識を即座に使いながら、講座内で行うインタビューの入念な準備を行いました。

第3回講座のテーマは 『人の魅力を対話から引き出す/人の話を文章変換する』。
取材やインタビューを行う際のコツや、そこで得た情報を記事化するフローを学んでいきます。

今回は2つのワークを行いました。
ひとつは、取材の書き起こしをその場で整え、記事化するワーク。もうひとつは、ペアで15分間のインタビューを行うことで、その人の魅力を掘り下げていくワークです。

例によってインプットもアウトプットも盛りだくさんな講座の様子を、今回も受講生兼運営サポートの高野からレポートさせて頂きます!

取材で得た「情報」をどうやって「記事」にするか

まずは、書き起こし(取材の内容を話し言葉でベタ打ちしたもの)を記事化するワーク。
とあるライターさんに対する取材の書き起こしが受講生に共有され、講師からインプットを受けた後、各自で書き起こしを記事のカタチに整えていきます。

書き起こしを記事化するフローとしては、以下5つのポイントを教わりました。

まずは「ここは絶対使う!」という部分を選び、抜き出していく。ある程度書く内容を切り出せたら、選んだ文章を読みやすくなるよう並べ替える。その後、記事の文字数に合わせて、使わなさそうな部分を再度削る。続いて、必要な表現を加筆しながら、文章をつなげていく。そして最後に、目安の文字数に収めるための最終調整を行う。――以上の5点です。

ワーク終了後、上記のポイントを踏まえて記事化した記事を、受講生同士でペアになって共有しました。すると、同じ書き起こし原稿を使っているのに、書き手によって記事のまとめ方は様々。同じ取材でも、書き手によって内容や雰囲気はガラッと変わるのだということを身をもって体感しました。

会話を楽しみながら、相手の魅力を引き出す

インタビューの書き起こしから記事をつくる一連の流れを体験した後は、受講生同士でペアになり、インタビューを行いました。インタビューのテーマは「あなたにとって"書くこと"とは?」。

前回の講座で入念に準備をした質問項目リストを元に、15分間という短い時間ながら、相手のことを掘り下げていきます。

どのペアもとても楽しそうな、そして熱の入った雰囲気でインタビューを行っており、会場内は熱気で満ち溢れていたように思います。(皆さんとっても良い表情‥!)

各自、今回のインタビューを1500字程度の記事にすることを次回までの宿題とし、第3回目の講座は終了。
講座終了後に受講生から「今日の講座、本当に疲れました!(笑)」というコメントが漏れるほど、インプットもアウトプットも盛りだくさんな回でした。

一ヶ月短期集中でライティングを学ぶ『ライティング基礎ワークショップ』、いよいよ次回が最終回です!

最後に扱うテーマは「文章の編集を編集する」。
宿題であるインタビューに対して受講生同士で感想やフィードバックを伝え合うことで、文章を編集する視点を学んでいきます!

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sentenceでは現在、『ライティング基礎ワークショップ』第8期(2019/6/4開講)の参加者を募集中です。

詳細とお申込みはこちらから!

Twitter: https://twitter.com/sentencejp
note:https://note.mu/sentence
公式ページ:http://sentence.inquire.jp/


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