見出し画像

南国のような東伊豆(後編)

今日は朝9時過ぎに宿を出て、今井浜海岸から電車で移動。伊豆高原で下車して路線バスで伊豆海洋公園へ向かいました。目的地は火山活動によって形成されたダイナミックな景観で知られる城ヶ崎海岸です。

伊豆海洋公園バス停からは遊歩道を歩き、1kmほど進めば人気スポットの門脇吊り橋に着く…はずだったのですが、つり橋周辺は警察によって封鎖されていて、行くことができませんでした。このあたりで事件があったそうで、ネットで調べると殺人事件の情報が出てきました。

遊歩道にいた警察官に聞いたところ、少し待てば状況が変わる可能性があるとのこと。そこで、遠回りして景色を楽しみながら、いったんバス停まで戻ることにしました。

生まれも育ちも現住地も内陸なので、海を見るだけでテンションが上がります。
左手には伊豆大島、中央やや右には利島が見えます。

家族4人でソフトクリームを食べながら待機していると、封鎖が解除されたとの情報が入ってきました。今日は伊東発17時5分の踊り子に乗ればよいので、まだ時間は充分にあります。少し休憩した後、再び遊歩道を進んでいきました。

つり橋の周辺は多くの観光客でごった返していました。ハイシーズンでしかも待たされていた人たちが一気に押し寄せたからでしょう。とはいえ通行に困るほどではなく、大自然の造形を存分に堪能できました。

門脇つり橋からの眺望
岩場はスリル満点。水が澄んでいるのがよくわかります。
水面の近くまで下ってみました。
つり橋を撮っていなかったので、帰りがけに撮影。

景勝地はあちこち行きましたが、これほど迫力を感じさせるところは珍しく、しかも今日は天候が最高でした。子どもたちも貴重な体験を満喫してくれたようです。

バスで伊豆高原駅に戻って遅い昼食をとり、普通列車で伊東へ。車両は「リゾート21 キンメ電車」で、運良く最後尾の展望席が空いていたので、20分ほどですが眺望を楽しみました。

伊豆高原から伊東まで乗ったキンメ電車。

伊東からは踊り子で池袋へ。子どもたちはかなり疲れていたと思いますが、2時間あまりの道のりを大人しく過ごしてくれました。

家族旅行はコロナ禍の時期を除けば年に数回行っていますが、親としてはどんどん楽になっている印象を受けます。子どもたちの体力や判断力が伸びて、手がかからなくなっているのです。今はもうしんどいという感じはほとんどなく、次の機会がとても楽しみです。

この記事が参加している募集

子どもの成長記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?