小さければまぁるくて、優しくて、
コロコロとして、柔らかいと思う。
でもその感情が、いろんなものを超えて
外に飛び出したらどうだろう。
飛び出せば飛び出すほど、
形は大きくなる。
そのうえ厄介なことに、わたしは
中心を執拗に突き刺して。
共通の方向に満遍なく、
バランスが取れていたらば
もう少し丸かっただろうか。
片方の脳は青く。不安を抱え
もう片方の脳は赤く。明日に期待をして。
甘えだと気づいた時には、
もう遅くて、
いっそのこと、雨が降ってくれた方がまだ
楽になれるのにと
私はそっと傘を閉じた。
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