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愛は消滅するのか…★劇評★【ミュージカル=ゴースト(2018)】

 愛はそれを宿す肉体が消滅してしまっても、どこかに存在しているのか。そんな哲学的な問い掛けにどう答えていいのか分からなくなったら、この作品を観れば良い。日米をはじめ世界中で大ヒットした映画『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年公開)をもとにしたミュージカル「ゴースト」には、その答えが秘められているだけでなく、大切なあの人への愛のためにいまこの瞬間何をしなくてはいけないのかのヒントもたくさん詰まっている。主演の浦井健治とWキャストヒロインである咲妃みゆ・秋元才加が織りなす究極の愛のせめぎあいは、単なる恋愛だけでなく、何かを喪失したすべての人々に、前を向いて歩き出すための最初の一歩を与えてくれるだろう。
 ミュージカル「ゴースト」は8月5~31日に東京・日比谷のシアタークリエで、9月8~10日に大阪市のサンケイホールブリーゼで、9月15~16日に福岡県久留米市の久留米シティ・プラザ ザ・グランドホールで、9月22~23日に愛知県刈谷市の刈谷市総合文化センター アイリスで上演される。

★ミュージカル「ゴースト」公式サイト
https://www.tohostage.com/ghost/

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