見出し画像

映画感想文 #4 オッペンハイマー

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

今日はいくらかヒンヤリした1日でした。

今日は映画を観に行きまして、下記作品の感想になります。第96回アカデミー賞 作品賞受賞

オッペンハイマー

監督
クリストファー・ノーラン
出演
キリアン・マーフィー

概要

2023年より公開されているアメリカ合衆国の映画。世界初の原子爆弾を開発した「原爆の父」として知られる理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記映画である。

感想
長い(3時間) し登場人物多すぎて、終わった後ヘトヘトに

アメリカでは本作品と同日に公開されたコメディ映画『バービー』(ワーナー・ブラザース配給)と一緒に鑑賞する者が多いと報じられており、インターネット上では両方の映画のタイトルを合わせた「バーベンハイマー」という造語(インターネット・ミーム)も誕生した

対象的な作品のバービーはさておき、原爆を開発した科学者(物理,量子学)が主人公で描かれていて、戦争のシーンがほぼないけれど、こうやって作られていったのか、と過程がよくわかり、政治家や軍人、女性、共産党などいろんな交わりで嫉妬や葛藤、裏切りなど人間臭さがでてきて、骨太のしっかりしたストーリーになっていて、興味深いものでした。特に実験のときは関係者の緊張はすごく伝わってきました。
トゥルーマン大統領も見事に嫌なヤツに描かれていました。
原爆は対ドイツ向けに作っていたのが、完成を前に降伏してしまい、標的が日本になり、二度も落とすとは許すまじ行為であり、英雄から一転戦後追及される立場になったオッペンハイマーの人生はなかなかのものだと思いました。

小説「肩をすくめるアトラス」と同様に、アメリカを知るには観ておきたい映画だと思います。

それではまた。

この記事が参加している募集

映画感想文

よろしければサポートをお願いいたします!!! 費用は活動費に充てさせていただきます。