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春の陽射しが眩しくて目を閉じるプレイリスト

1月2月4月6月8月8月末10月11月12月、めちゃくちゃ埋まってきた、そして本稿は3月のプレイリスト。別れの季節なので、そういった曲は充実してたけど、自分なりにピックアップするならこの24曲かなぁ

1.春の嵐/ふくろうず[AM1:00]
ふくろうずの春の〇〇って曲、いくつかあるけど、ひときわハイファイでワクワク感溢れるこちらをオープニングに。リフを担うシンセが気持ち良い。


2.桜が咲く前に/きのこ帝国[AM2:00]

自身の記憶から音楽を導いていた頃の佐藤千亜妃、その純粋さの結晶。盛岡の長い冬を思わせるしんしんとしたバンドアンサンブルで紡ぐ別れの歌。


3.ハル、ヨル、メグル。/For Tracy Hyde[AM3:00]
このアルペジオが鳴れば、そりゃもう名曲よ。《泣きじゃくる君に困らされて ときめいてどうかしちゃった!》に滲む、抗えない呪縛のようなもの。


4.春を待つ/くるり[AM4:00]
フォーキーでまどろむような心地の中、じわじわと温かみを帯びていくような曲調がまさにこの季節。簡単な言葉でも、有り余るほどの詩情、沁みる。


5.花ひらくまで/カネコアヤノ[AM5:00]
日記みたいな曲が多いアヤノ嬢の歌たち、なんでもない春の夜に君の帰りを待つ間のことだってアルバムの1曲目になる。日々が種にして水をやるのだ


6.さかさまワールド/GOING UNDER GROUND[AM6:00]
特別なスケール感を持って迫ってくる、青春と銀河の交差のような1曲。《故郷には春が》という一節、このバンドが歌うと悠久な歳月を感じる。


7.screen/Maison book girl[AM7:00]

刺すような金属音から始まる、緊張感漂う1曲。消せない記憶を映すスクリーンみたいなモチーフ、ブクガには頻出だけど、春先を歌うのは珍しい。


8.春の歌/スピッツ[AM8:00]

目が覚めるような鮮明なイントロ、温かな光のイメージをたっぷりと含んで走り抜けていく。この飾らないタイトルを引き受けるに相応しい逸品。


9.ずっとつづく/スカート[AM9:00]

このまま穏やかな暮らしがこの手に?いやどうだろう、みたいな逡巡がジャングリーなアコギと春風に乗ってひらりと。プレイリストの題は当曲から。


10.桜の森/星野源[AM10:00]
YELLOW MUSICの芽吹きともいえる1曲。ストリングスの響きとタイトなビートの組み合わせってこんなに高揚感を生むのだ、と小躍りが止まらない。


11.桜日和/LUNKHEAD[AM11:00]
ゼロ年代ギターロックの至宝、ほんのちょっとチャートを意識していた時期の珠玉のポップチューン。王道な進行なのだけど、ランクが歌うと新鮮。


12.Hull down/Homecomings[12:00]

のどかな陽気によく似たサウンド。遠くの愛しい人を想う気持ちは、ささやかな生活に彩りを添えるけれどやっぱり少し寂しいので、手紙を書くのだ


13三月/DOES[PM1:00]

歌い出しの一声目で一気に、春の午後の甘ったるい風がぶわっと吹きつけてくるような。ざらついたギターを転がすエイトビート、滲んでいく景色。


14.春の嵐/ROTH BART BARON[PM2:00]
管と弦が高らかに鳴り響き、祝祭的なムードさえ漂うアッパーな1曲。ただ、言葉はまるで世界の終わりを見据えたよう。不穏さもまた春の予感。


15.春が来てぼくら/UNISON SQUARE GARDEN[PM3:00]

ファンファーレの如きストリングスに、転調を繰り返して場面を次々切り替える餞の歌。背中を押してるようで、実は見つめてるだけという優しさ。


16.サクラ・ゴーラウンド/私立恵比寿中学[PM4:00]
マーチのリズムで高らかに歌われたほのかに切ない卒業ソング。《さいごのチャイムが鳴ったら ぜーんぶ夢になっちゃう?》で胸が締め付けられる


17.若者のゆくえ(Original Version)/Base Ball Bear [PM5:00]
卒業というのは1つの解放でもある、ということを過去の自分に向けて小出祐介が歌うこの曲に強く思う。「ひとりぼっち」こそ真っ直ぐに肯定する。


18.サラバ青春/チャットモンチー[PM6:00]
高橋久美子の歌詞は、こういう1コマですら物語になるんだ!という驚きを常にもたらしてくれるがその初期の最高峰。誰しもの心をぎゅっとさせる


19.海岸通り(2016)/ASIAN KUNG-FU GENERATION[PM7:00]
門出に立つ僕らの"足りなさ"に目を向け、そっと夕暮れに溶かしていくような。ストリングスアレンジによってより慈しみを増した再録版を推したい。


20.さくらのうた/KANA-BOON[PM8:00]

1人の女性への懐古と愛惜だけを歌っていた頃の谷口鮪、その張り裂けそうな思いが迸るど真ん中のギターロック。エモーションのみで駆け出せる


21.春景色/レミオロメン[PM9:00]
レミオロメンで春の歌ならばもうアレ1択、となるところをぐっとこらえてこちらを。歪んだギターに、特有の情緒が覆い被さるヒリヒリした1曲


22.Unit Bath/LILI LIMIT[PM10:00]
シックな鍵盤と堅いビートで織り成すエレクトロポップ。語感と、たおやかなメロディと見せかけて不意な激情、無機質にみえてとてつもなく人間味。


23.卒業/フジファブリック[PM11:00]
タイトルこそまさしく、だけども、山内総一郎の人生観を色濃く反映した『LIFE』の終曲として聴くと、何かもっと広い光景が浮かぶ。その神秘性。


24.春に/泉まくら[0:00] 

メインフレーズだけでしっかり泣けてしまうくらいに、感傷に特化した1曲。迫る新たな生活への不安を胸に、眠れない3月31日に捧ぐメロウネス。


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