見出し画像

雨が窓を打つプレイリスト

ただのお天気なのに勝手に切なくなってしまうの、マジで人間って最高だなぁと思う。に続いて、梅雨ソングスである。歌もいっぱいあった。時間帯ごとにも充実してて、並べるのが楽しかった。電車に乗りながら聴きたい感じ。

1.チャットモンチー「どなる、でんわ、どしゃぶり」[AM1:00]
面白いのが、掛けてる電話の先の雨の描写しかなくて。もしかしたらこちらは晴れているのかも、と。距離を越え電話口の雨に巻き込まれていく情念。

2.ストレイテナー「PLAY THE STAR GUITAR」[AM2:00]
音楽の美しさをあらゆる手を尽くして描いていた頃のテナー、。幻想的な、煙る雨の夜の中を疾走していくメロディが、昂った気持ちをくれる。

3.Maison book girl「レインコートと首の無い鳥」[AM3:00]

不気味さを帯びた5拍子で夢と現実の境界を無視しながら進行する不可思議な1曲。徹底して冷たい感触へと持っていきながら歌声はずっと瑞々しい。

4. D.A.N「Boderland」[AM4:00]

10分間に及ぶ没入感たっぷりのダンスミュージック。タイトなビートと沁み渡るメロウさ、この配合!終盤はまどろむようにサイケに引きずり込まれる

5.羊文学「」[AM5:00]
透明度の高い歌声とドシャメシャに降り注いでくる轟音という、フェチくすぐりまくりの1曲。「雨」と歌うだけでそこに情景を広げるサビの尊さよ。

6.クラムボン「Re-雨」[AM6:00]
このまま永遠に降るのでは、、という大雨の時にはいつもこの曲を思い出す。果てのなさを感じつつも、どこか神秘的な境地へと達していっちゃう。

7.Base Ball Bear「レインメーカー」[AM7:00]
ベボベの楽曲にも度々「雨」が登場するけれど、多くは心に映し出されるメタファーの雨。考えてもどうしようもない事を悩み、今日も静かに濡れる。

8.テスラは泣かない。「Arc」[AM8:00]
肉体にガシガシ来る曲が特徴的なバンドだけど、逆にここまで音を引きまくったアレンジもすこぶる良い。残響の強い、圧倒的な"立ち尽くし感"。

9.くるり「ばらの花」[AM9:00]

平成を代表する雨ソングでしょう。恋人がいてもいなくても、雨降りの朝は「今日も会えないな」と呟いてしまう。生活の中のクセみたいになってる。

10.ねごと「」[AM10:00]
初期のライブで、雨の日に必ずセトリに居れていたという1曲。クールだけど、しみじみと聴き入ってしまう。雨の歌ってやっぱこのリズムよなぁ。

11. Suchmos「」[AM11:00]
ペトロールズのカバー。ペトには珍しい原曲のしっとりとした情感をサチモ学園ならではのソウルフルな若さで押し上げてある。ピアノが効きまくり。

12. the pillows「TRIP DANCER」[12:00]

ベスト・レインコートMVでは。映像には全然雨降ってないけど。ここにおける雨とは、言うなれば"時代の波"のこと。抗い続ける姿勢は、今も尚。

13.アルカラ「自然」[PM1:00]
歌い出しの「トキメキメキメキ!」で何事かと思ってしまうけれど、ボーナストラック曲とは思えないほど、彼らの中ではシリアスで物憂げな一面が垣間見れる。

14.フジファブリック「雨のマーチ」[PM2:00]
こんなにも何も起こらない曲があるの、というような内容なのだけど、この歌唱とアレンジで鳴らされると何やら白昼夢に襲われるような心地になる。

15.フレデリック「RAINY CHINA GIRL」[PM3:00]
可憐に舞い踊っている少女の姿が浮かぶ、いなたくも華やかな電子歌謡。ブチ上げる曲もいいけれど、こういう作家性の全開な曲も抜群の仕上がり。

16.さよならポニーテール「雨はビー玉のように」[PM4:00]
キッチュでアナログなテクノ感がキュートなポップソング。上擦った歌声とギターカッティングで追い立てるサビはまるで雨が弾けているみたいだ。

17.ACIDMAN「スロウレイン」[PM5:00]

彼らの歌う雨は、街中に降りしきるものというより、もっと広大な場所で天を拝みながら待っている雨という感じで。思わず空を見上げてしまう1曲。

18.サカナクション「雨は気まぐれ」[PM6:00]
数曲おきに雨が降ってる、でお馴染みの彼ら。ループし続けるシンセのリフが夢中なダンスを誘ってくる。少しクサい歌詞も、戸惑う暮れを彩ってる。

19.スネオヘアー「訳も知らないで」[PM7:00]
「雨は気まぐれ」と繋げて聴くとシンセのフレーズからそのまま歌い出しにつながって超気持ち良いので、高校の時から雨のプレイリストはこの曲順。

20.ズーカラデル「ダンサーインザルーム」[PM8:00]

雨降りの時に曲を聴くシチュエーション、色々あるけどずぶ濡れになりながらは聴こうと思えないから、インドアなりに部屋で踊りながら浸りたい。

21.フレンズ「雨のフライデー」[PM9:00]
雨の中で繰り広げられるトレンディな場面を、めちゃくちゃな美声で歌い上げるという。シティな空気もありつつ、太いギターと重たいドラムが全編を貫いてる。

22.King Gnu「サマーレイン・ダイバー」 [PM10:00]

豪快な曲も良いけど、こういう切なげで染み入るような曲も素晴らしい。ストリングスとコーラスの折り重なり、ドラマチックな別れのシーンが連続写真のように。

23.スカート「ランプトン」[PM11:00]
プレイリストのタイトルはこの曲の一節から。淡々としながらじんわりと思慕が滴り落ちる。雨の日ってなぜか忘れてたことがふと胸によぎるのよね。

24.ASIAN KUNG-FU GENERATION「迷子犬と雨のビート」[0:00]
この曲で雨を感じるポイントって、中盤のぽつぽつとしたコーラスくらいなのだけど、晴れ間へと向かっていく感じがシメに相応しいなぁと思って。 

雨が窓を打つプレイリスト 
1.チャットモンチー「どなる、でんわ、どしゃぶり」
2.ストレイテナー「PLAY THE STAR GUITAR」
3. Maison book girl「レインコートと首の無い鳥」
4. D.A.N「Boderland」
5.羊文学「雨」
6.クラムボン「Re-雨」
7.Base Ball Bear「レインメーカー」
8.テスラは泣かない。「Arc」
9.くるり「ばらの花」
10.ねごと「雨」
11. Suchmos「雨」
12. the pillows「TRIP DANCER」
13.アルカラ「自然」
14.フジファブリック「雨のマーチ」
15.フレデリック「RAINY CHINA GIRL」
16.さよならポニーテール「雨はビー玉のように」
17.ACIDMAN「スロウレイン」
18.サカナクション「雨は気まぐれ」
19.スネオヘアー「訳も知らないで」
20.ズーカラデル「ダンサーインザルーム」
21.フレンズ「雨のフライデー」
22.King Gnu「サマーレイン・ダイバー」
23.スカート「ランプトン」
24.ASIAN KUNG-FU GENERATION「迷子犬と雨のビート」

#音楽 #AppleMusic #楽曲レビュー #邦楽 #プレイリスト   #雨歌 #雨の歌 #雨の日の歌   #音楽プレイリスト #コンテンツ会議 #チャットモンチー #ストレイテナー #ブクガ #Maisonbookgirl #DAN #羊文学 #クラムボン #BaseBallBear #ベボベ #BBB #テスラは泣かない #くるり #ねごと #Suchmos #ペトロールズ #ピロウズ #thepillows #pillows #アルカラ #フジファブリック #フレデリック #さよならポニーテール #ACIDMAN #サカナクション #スネオヘアー #ズーカラデル #フレンズ #KingGnu #キングヌー #スカート #asiankungfugeneration #アジカン #AKG #ASIAN_KUNG_FU_GENERATION  

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?