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ブランディングは善か悪か


こんにちは、インテリアブランドskeleton柴田樹生です。
note初投稿です。

大学卒業後、インハウスデザイナーとしてエクステリア製品のデザイン・設計に3年間携わっており、退職後にインテリアブランドskeletonを設立し代表兼、プロダクトデザイナーを務めております。

デザインについて幅広くnoteに投稿していきます。今回の投稿では「ブランディングが悪かもしれない」という変わった視点から執筆します。
(私のブランドもブランディングはしてますが…)


ブランディングの歴史

18世紀、産業革命により物作りは手作業で行う時代から機械による大量生産の時代に変化していきました。
19世紀に入り物作り競争が激化する中で、製品にマークを付けて他との違いを示し、差別化を行ったのがブランディングの始まりです。

マークを付けることで消費者に覚えて頂けるので企業側にメリットがあり、信用できるブランドの製品を一目で判別出来るので、消費者にとってもメリットがあります。

ブランディングのデメリット

企業と消費者どちらにとってもメリットがあるブランディングですが、デメリットもあります。

日々を重ねるごとにブランディングによって生み出されたブランドの価値は上がり続け、製品が本来持っている魅力より、その製品がブランド品である事の付加価値が何倍にも大きくなり、現代ではそれが製品の値段に表れています。(製造コストが千円程度の物でもブランド品であれば数万円で販売される事がある様に…)

19世紀、始まったばかりのブランディングは企業と消費者どちらにもメリットがありましたが、現代のブランディングはブランドの価値を高めて製品の値段を吊り上げる為に使われているという側面もあり、この側面が私の思う「ブランディングの悪」の部分です。

まとめ

19世紀に始まったブランディングは善だが、現代のブランディングは悪の側面を持つです。※あくまで私の考えですが

背景等の見えない所に価値がある物も世の中にありますが、ブランディングにより意図的に生み出された見えないモノには本当に値段ほどの価値があるのでしょうか、値段だけにとらわれず「デザイン」「機能性」「耐久面」のみを考えて、ブランドにとらわれず好きな物を購入してみてはどうでしょうか。

余談

ここまで読んでくださりありがとうございます。今回の記事の内容ですが、ブランディングは見方によると悪の側面もあるのでは?という内容であり、「高級ブランドは悪だ、高級ブランド品は買うな!」という意味で書いたのではございません。

値段の高さと物のクオリティは比例する場合が多く、高級ブランド品は信用が出来るので良い物なのは間違いないのですが、「値段だけが物の価値ではない」というのが私の伝えたかった内容です。

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