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急げ、そして、ぶちあたれ。

作業しながら思うことの、その大半は自分の来し方だったりします。

異様に多い赤信号を経てきたけれど、
他の人生をシミュレーションしたとき、染織に入るのは、今の人生が一番早いように思います。

例えばゴールに『染織』がある迷路で、道順をすべて無視して、スタートとゴールを一直線に結んだような…「急がばまわれ」という真っ当な教訓を無視しきった、ただのアホです。笑

自分の性格がほんのちょっとでも違えば、もっと楽な生き方はできただろうなと思います(置かれた環境がどのようなものでも、きっと自分の捉え方次第ですよね)。

そして、私の性格がこうである限り、人生はこうであり続けるんだろうと。
とってもげんなりしてしまいますが、恐らくこれは、しょうがない!

しかし、そんなアホの人生で唯一の救いは、この生き方を面白がってくれる人がいることです。

こういう風にしか生きられない、ただの社会不適合者ですが、だからこそ出来ることってあるのかもしれません。

自分がどこへ向かっているのか…ゴールは分かりませんが、これからも一直線にそこへ向かってみようと思います。
たくさん、たくさん、ぶちあたりながら。

島根県石見地方、川本町という人口3500人の小さな町地域おこし協力隊として、染織をしています。協力隊の任期後に作家として独立し、「石見織」を創立するために、日々全力投球。神奈川県横浜市出身。