見出し画像

【詩】『薄曇り』

『薄曇り』

本の続きを想像しながら珈琲を淹れた

ふとこの世界の全てが悲しくなったから

やりきれないことばかりさ
それでも夢を見ている

居場所を求め 死に方を求め

未熟な矛盾で硝子を傷つけた

正しくないことはすぐにわかるのに
では何が正しいのかがわからない

今のこの空みたいに

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?