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米原の歴史や文化が丸裸!?米原しか勝たん。ツアー

しがレポは、滋賀県各地の“くらし”と“仕事” を取材する移住体験プランです。地元愛と人脈に深い、地域コーディネーターがご案内!普通の観光では体験できない密度で、地域の魅力に出会えます。地元の人たちと囲む食事会が地域になじむカギ。
写真を撮るのが好きな人、文章を書くのが好きな人田舎暮らしに興味がある人に来てもらった、おためしステイのレポートです。

しがレポの詳細はこちらより

実際に目で見て耳で聞くことの大切さ

企画を知らなければ絶対に訪れることがなかった場所でした。知らない、考えがまとまっていない状態でもありましたので、まずは参加をして米原ではどのようになことが体験できるのかすべて知りたいことでもありました。また、地方創生や移住に関して最も関心のある、空き家を活用したビジネスや過ごし方などが知りたかったので、実際に空き家を活用した事例を個の目で見たい、体験したいと思っていました。空き家を実際に利用してお店やゲストハウスなどを作ったお話、活動についても聞かせていただきました。そこでやっていくためには現状を知る、知った上で対応する積極性だと感じました。


自分がしたいことが少しずつ明確になった

宿泊した「上平寺御城下ゲストハウス うむ」ができるまで、立ち上げるまでのお話が最も印象的でした。莫大な時間や資金、なぜここを選んだのかを聞くと、周辺が残していた昔からの街道がそのままの道であり、ここからお城までの道はつくられてから変わっていないこと、この場所を知ってもらいたい、などの思いからここで活動することの「覚悟」は半端な気持ちではできないと感じました。しがレポの参加目的が当日まで中途半端でした。逆に今自分が何をしたいか、何を伝えたいのか、何がやりたいのかが交流会を通して少しずつ明確になったのは大きな体験でした。

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2日目に見た梅花藻(ばいかも)も、夏だけのものだと言われてましたが秋口である10月もきれいに見ることができて、その近くにあるヤマキ醤油さんで食べた醤油ソフトクリームがとても美味しかったです。水の美味しさと食べた場所の雰囲気がとても良い環境だったのかと思いました。

自分が感じた思いや見つけた発見を次の世代につなげたい

生産者だからこそ体感できる現実を知ることで、提供されているものの価値観や感じ方も気づきました。アクリルキーホルダー、スタンドが普段何気なく手に入るものですが、そこには多くの時間と設備、人が動くことでの価値観というものを知ると、それを大事にしたくなったり、考えることをやめてつい軽い言葉を口にしたりしてしまうこともなくなります。また、それを次の世代につなげていくことも考えたいと、これから行動したいと感じました。

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今回お仕事体験で、学生時代にやっていた彫刻を久々に握り、コースターを作成しました。
学生時代にやっていた彫刻ではなく、どのようにしたら立体感を出せるのかなどのこだわりをたくさん教えていただきました。実際にやってみて、うまく立体感を出せたかと思いましたが、後にお仕事で制作したものをたくさん見せていただいた瞬間、短時間ではなくこだわりとコミュニケーションから出せるアレンジが必要だと感じました。

地域の方が受け入れてくれたおかげで「暮らす」イメージが掴めた

移住したいと思う場所で昔何があったのか、今でも変わらず暮らせているという話では、その場所でどのように振る舞うのかは正直誰も教えてくれないことでした。それを隠さず楽しくお話ができる環境ではその場にいた方たちが「人の気持ちを受け入れる」ということに気づきました。一歩踏み出すことも、溶け込むことも「受け入れる」気持ちを大事にすることで成り立っている環境なので、どこに行っても大事なことであり、逆に自分が人を受け入れる時にも胸に刻み込むようにしたいと感じました。

居醒庵で頂いたお昼ごはんでは、小鮎の天ぷらがとても美味しかったのでこだわりを聞きました。小骨や内蔵など、食べて少しでもコリっと違和感がするとどんなに新鮮な食材でも評価がかなり落ちるということです。それはお客さんに満足していただけるために手間を掛けたことというお話でした。食べる人、暮らす人がともに満足行くような気づかないところでのちょっとした気遣いというものが見えるところが魅力的だと感じました。

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一つ一つのチャンスを逃さないこと

与えられた時間、環境は1つ1つ大事にしないといけないということ。
オフラインの交流の場が少なくなり、仕事をしながら、SNSを見ながらなどで中途半端な気持ちで会話に参加することも多く、便利な世の中になりました。現場でそれをしたことにお叱りを受けました。参加する方全員が自分の活動時間を割いて、準備してやっていただいた機会、それを自ら壊してしまったことに罪悪感を感じ、これからはその時間を有意義なものにしたいということを学びました。

まずは現地に行って、地域の方々との交流の中で色々な発見をしてみよう

「受け入れる気持ち」というものをとことん痛感師、考え方や気持ちを共有することでチームができたり仕事、会社ができたりする場所という魅力を感じました。自然が多く、なんでも言えばできる環境というのも魅力的です。そこでやっていくためには何が必要なのか?どういった心構えをしたらいいかというのは、まず現地に行くこと、現地の方と交流をすること、交流の場を大事に、お互い有意義なものにするための姿勢が移住への第一歩になると感じました。
米原にはどう考えても行く機会が無かったので、今回のプランを通して今の気持ちとやりたいことへの情報収集ができたことは大きな体験をしたと自身を持って伝えることができます。未熟な自分をしっかりと受け入れていただけた皆様には感謝しかない、それをどのように返せるかを模索していますが、いつかはしっかりとできるようにしたいです。

「繋がり」について深く考えることができた体験

「人とのつながり」という言葉がたくさん出てくる場所であり、そこからつながる出来事が重なって今の米原での活動があると感じました。普段では絶対に知ることができないこと、例えば城跡のこと、道が当時のまま残されているものに歴史を調べ、学ぶことで生活している方が米原への愛着が大きいと感じました。米原に来るまで知らないことも多く、足を運ぶことで肌感を感じたので後で調べたり資料を見返したりするほど興味を持つ様になりました。
(30代・女性)

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