四月社 ひとり出版社の公式note

翻訳編集『オーソンとランチを一緒に』 (キネマ旬報映画本大賞2022第1位)『大きな魚…

四月社 ひとり出版社の公式note

翻訳編集『オーソンとランチを一緒に』 (キネマ旬報映画本大賞2022第1位)『大きな魚をつかまえよう』。東京国際映画祭「TIFF Times」編集。神保町PASSAGEと猫の本棚に出店中。編集・組版・取材執筆依頼、書店の注文はakatsuka@shigatsusha.net へ。

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キネマ旬報 映画本大賞 2022 第1位『オーソンとランチを一緒に』訳者あとがき

 キネマ旬報映画本大賞2022 (同誌2023年4月上旬号発表) で第1位に選ばれた小社刊『オーソンとランチを一緒に』。受賞を記念して、翻訳編集の赤塚成人による「訳者あとがき」を公開します。図版は note のために、特別に用意したものです。  本書はピーター・ビスキンドが編集したMy Lunches with Orson: Conversations Between Henry Jaglom & Orson Welles (Metropolitan Books, 2013

    • いまだにウェルズは『市民ケーン』の脚本を書いていないと信じるあなたに

       ポーリン・ケイルが1971年「ニューヨーカー」に発表した「Raising Kane」(「スキャンダルの祝祭」の邦題で知られる) は、オーソン・ウェルズが『市民ケーン』の脚本クレジットを独占しようとしたとする舌鋒鋭い批判で知られ、『マンク』(2018)で蒸し返されたこともあり、彼の没後38年となる2023年になっても、遍く世に知れ渡っています。  しかし、1978年に映画史研究者であるロバート・L・キャリンジャーがRKOの資料保管庫を渉猟し、複数ある脚本を精査して決定稿とな

    キネマ旬報 映画本大賞 2022 第1位『オーソンとランチを一緒に』訳者あとがき

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