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世界中に家族がいて、帰る家がある。

Cocone、4歳。私にとって彼女は、仲間同志。自分の一部であり、人生なので、子育てが大変だと思ったことはない。何歳であろうが、子どもだからなんて関係なく、ひとりの人間として対等に接することがモットー。

世話好きで、保育園では先生と一緒に運動用具を準備したり、課外活動の時はお友達にジャンパーを着せる。責任感が強く、赤信号で渡る大人に注意するし、絶対お友達の手を離してはいけないというルールを守って、転んで怪我したこともある。人の気持ちがよくわかり、仕事がツライと泣く私をいつも元気づけてくれた。そんな彼女が大好きだし、誇らしい。心が響くという名前に込めた思い通り、たくさんの人の心を繋ぎ、愛されることだろう。私は、彼女の可能性を信じてやまない

親らしいことは何一つしてないし、良い親であるなんて思ったことはない。ただ、ひとつ自信があるのは、子どもを自分のものだとか、自分のエゴで囲い込むようなことは絶対にしない。私があーだこーだ教えるなんておこがましいし、上下関係でもない。むしろ子どもに育てられているのは私だ。どんどん外の世界へ出て欲しいし、色んな人と関わりながら学んでくれたらそれでいい。ひとつの家庭内ですべて完結するなんて、そんな狭い世界、もっと世界は広いよ。

もし世界中に家族がいて、あなたの成長を見守ってくれる人たちがいて、いつでも帰れる場所がたくさんあったら?

ひとりじゃない。どんなことがあっても大丈夫、と思えるんじゃないか。

山や海に囲まれた自然豊かな環境で、のびのびと自分らしく生きて欲しい。毎日9時~18時で、ビルの一室に出勤するビジネスパーソンみたいでいいの?私は校庭の裏山でキノコ狩りや家の前で釣りができるような漁村で育って、楽しかったよ。こうしなきゃだめなんてなくて、自分が心から好きだと思えることを見つけて熱中できたら幸せだろうな。いつか島暮らしをしてみたい。地域のおじいちゃんやおばあちゃん達と一緒に、地域で子育てしたい。自然や動物に触れあって、農園で土仕事をしたり、美味しく食事を囲む。ゼロから作る楽しさ、目の前の人やものを大切にして感謝する心。そんな場所に出会えたらいいな。その輪がどんどん世界に広がっていって、世界中に家族ができて、彼らに会いに旅する日が楽しみで心から待ち遠しい。

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