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【抜毛症・うつ】通院日記#05 - カウンセリング2回目

しーちゃんのご主人さまこと、調 和緒(しらべ かずお)です。
抜毛症、うつ病といったメンタルの悩みを抱えており、いわゆる健康的な社会生活が難しい状態です。

2024年早春、一念発起して人生何度目かのケアを再開しました。
抜毛症と諸々のトラブルを解消するため、久しぶりに通院(精神科)も始めまして、その経過を記していく試みです。

この春から通い出したクリニックでは、「投薬中心の治療ではなく、心理士のカウンセリングと診療を併せて行い、改善策を探る」という方針で発進。診察とカウンセリングを交互に行う感じです。

今日は4月中旬、カウンセリング2回目の記録です。


・前回の診察〜カウンセリング2回目のあいだ

引き続き調子を崩しており、低空飛行で過ごしていたのですがここで決定的な出来事がありました。

疑問を感じながらも、なんとか頑張って続けていた仕事で「ここはやっぱり自分には合わない」と感じざるを得ない上司とのやりとりがあったのです。

平たくいうとパワハラに類することですが、今まではなんとか流す努力をしていたけれど「もうこれ以上付き合っていたら保たない」と感じ、はっきりと「辞めよう」と思いました。

それで、次の仕事をものすごい勢いで探し始め…以前チェックしていた会社で求人が出ていたので、そちらにエントリーを。あとは、今の自分には体力的に厳しそうだけどやりがいのある求人を眺めて、少し頑張ったらなんとかなるんじゃないか?という日課を想像しては「いかんいかん、能力や適性以前に勤務できる体力が、今はないじゃん」とアイディアを取り消す…みたいな日々になりました。

ありがたいことにエントリーした会社には面接の予定が立ったのですが、それにしても現職に「いうても職種としては良いんだよな」「私の人間力を鍛えればまだ続けられるんじゃ」「辞めるはのなんだか悪いな」といった未練や罪悪感が去来し…気候の変動も大きかったので、すっかり情緒不安定に。
抜毛行為も多かったですし、食欲が極端に出てきて食べ過ぎてしまったり、お風呂に入りたくなくなったりしていました。

そんな感じでしたので、自分の気持ちをノートに書き出して整理する時間を意識的にとりました。ソワソワしてると書き物ってなかなか難しいのですが、自分の仕事のことや生活全般を改めて見直す必要があると思ったのでがんばりました^^

でもその結果、「私か生きていてもよいと思えない」「元気になって社会復帰しても、またボロボロになるだけ…」という重苦しいものに気付いてしまい、これぞ私がずっと思ってた核っぽいぞ(戦慄)…けど見ないようにしていたところだな…カウンセリングを早く受けたい!という気持ちが強くなりました。

・カウンセリング2回目

心理士さんが丁寧に会話を始めてくださったおかげで、自分が今調子悪い状態であることと、今日話したいと思っていたトピックをお話しすることができました。

トピックは2つある、とした上で「仕事辞めたい、転職を考えている」「自分の望むライフスタイルが描けない。酷い状況から逃げるため、できない自分を律することならアイディアが沸くが、穏やかで幸せな自分の人生のことには頭が働かないので絶望している」ということをお伝えしました。

仕事に関しては、辞めたい理由(上司のパワハラ)を聞いてくださり、それは時代錯誤だということや、ここだけが仕事ではないこと、私が感じた違和感や気持ちを大切にした上で決めたことを応援しますと静かに伝えてくださいました。
心理士さんに客観的に聞いてもらい、コメントいただいたので若干落ち着きました。

絶望感については、今回の辞めたい事件をきっかけに気付いた「ダークな本音」の部分をお話しできたように思います。
リフレッシュやリラックスしてゆるんだ後に、どうしてもいたたまれなくなって抜毛が増える、罪悪感が襲ってくること。
前回の診察で先生に言われた「目指したい生活スタイル」ってなんだろう、と考えても全然思い浮かばなかったこと。
そのくせ、そんなふうに自分に希望が持てないくせに「これやった方がいいよ」「これがきっと幸せだよ」「これを目指すべきだ」を絶え間なく考え、ジブン真面目なんでとりあえず行動に移して、疲弊だけして…ということにうんざりしていること。

これらについてもシンプルな質問を挟んでくださり、罪悪感や自責の裏側にはやはり両親の影響が色濃いことが再確認できました。私の精神的な支柱に絡みつく両親の価値観や言動は、不可分な重油の海みたいだ…と思い、お話ししながら本当に恥ずかしくなりました。

でも、「そこから離れていくことは可能です。試みを重ねていきましょう」と力強く伝えていただき、しんどいけど今度こそ本当の精神的自立を叶えたいなと思いました。

次回までの宿題(?)として、「自分の感覚を一番に感じてみて、メモする」というのを出されました。
ふと感じた一瞬のことでもオッケーとのこと。できれば佳きことを感じ取っているメモになったらいいけど、さてはてどうなりますやら…



というわけで、今日はここまで^^

現状を変えようと行動ができること自体は、やっぱりいいことのように思えてきました。
ただ、辛いのに頑張っちゃうのがいかんのかもな。

あと、抜毛については自分にとって当たり前過ぎてあまり話せなかったな。結構抜いちゃってて恐怖なんだけど、これは次回話すことにしよう。

自分の感覚、流さずに大切に過ごしてみます。

ではでは、また!

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