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母の背中を見て育った私が、毎日料理を作る訳


昨日とはうって変わって


朝から行動したい衝動にかられ、まず起きてすぐにワッフルを焼いた。



我が家はアパートだけど、キッチンの広さが最大の魅力で、4軒ほど内見したが決め手となったのはキッチンだった。


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収納がたっぷりあり、洗い場も広く、作業場もある程度の幅。そして何よりもコンロが3口あるという。



〜〜〜


実家を出ると決めた時、料理は毎日する、と一人で誓いを立てたのが懐かしい。それは、母がどんなに仕事で遅くに帰ってきても、必ずキッチンに立つ姿を見てきていて、そんな姿をいつも格好いいと思ってきたからだ。


そんな母を真似してキッチンに立ち、料理を作る日はあったが、毎日こなすなんてことはしなかった。あくまでも気持ちが向いたときだけ。



だが、大人になり実際に毎日料理をしてみると、とんでもなく大変で、家族4人分の夕飯を用意していた母の力にもっとなれればよかったと後悔する。


買い出しから始まり、作る工程、片付ける工程、そして無駄にすることなく使い切らなくてはいけない。考える時間が苦痛に思う日も正直ある。


本屋に並んでいる時短BOOKは確かに効率が良く書かれていて、「10分で完成するメニュー」が謳い文句だが、全て計り切った状態、材料をカットした状態だ。それなら10分でできてある意味当然だろう。


でも実際は違う。下準備から、洗い物から、実際の分量を計算して。そんなことをしているうちに10分はあっという間に過ぎてしまうのだから。



〜〜〜


とにかく、体験してみると「誰かの母」はみんな凄い。


私は到底まだ、誰かの母にはなれない。

自分以外の責任を取れるほど大人でないし立派に生きていないから。



だがいつか母になれる時が来たら、

自分の子供が料理を作ることに大きな抵抗を覚えないように、私の母のように背中で語っていきたいものだ。



それを受け継いだ私が文句を言いつつも、ご飯を作ることは当然という、抵抗のない認識をしっかり身をもって経験しているから。




母の背中を見て育った私が、毎日料理を作る訳。


それは、母の強さを身をもって経験したから。


全て母のおかげだ。ありがとう


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