見出し画像

口癖「楽しく過ごしてね」の意味

友達と過ごす時間が確実に増えました。遊ぶだけだったのが、たくさん話すようになりました。

「ジャネーの法則って知ってる?」と友人の晃咲君がハイボールを飲みながら言いました。人生を80年と考えた時、人間の体感速度は19歳で人生の半分を終えてしまう、というのです。というのは、人間19歳までに新しい経験をするけど、その先生きていくと新しいことが減っていくからそう感じるのだそう。だから晃咲曰く、これから新体験をいかに重ねていくかが凄く意味のあることなんだよ、と。

その話をした時、私も晃咲もかなりベロベとに酔っ払っていてなんとなくで終えてしまった話題だったけど、後々考えるとすごく大事なことを言っていたなと思い返し、ジャネーの法則について私自身かなり調べてしまいました。


ここ2〜3年で私は尋常じゃないくらい新しい経験をしています。良いことも悪いこともあまりの波の多さから疲弊し自爆することも度々だけど、結果「つまらない」で終える1日は作らないようにして、どうにかして何かがある1日を過ごそうと考えます。それは人から見れば「お酒を良く飲んでいる女」というちょっとダラシないイメージを持たれるかもしれないけれど、節度を守りながら楽しく過ごす今の私の方法でしかないです。

友人たちは陽キャの塊ばかりで、私がネガティブなことを言うことを嫌がります。そして口癖のように「楽しく過ごそう」「いつでも会おうよ」と言います。その返しが妙に好きです。なんか小さなお守りのような感じ。だから私の周りに仕事が辛いと言う人がいれば「楽しく過ごしてね」と意識して言うようになりました。マイナスな気持ちのしんどさは多少なりとも知っているし、その想いを長い時間持っていても良いことはないと気が付いているから。あと単純に、楽しくなさそうな顔は見ていて辛いから元気になってほしい。

そうはいっても1週間ほど前、あまりに理解できないことがあって電話越し、1人の子をめちゃくちゃ悪く言いました。久しぶりの誰かに対しての愚痴。思い返すと今でも全く理解できないしメラメラ心にくるけれど、言うべきではなかったなと反省しています。だって私がどれだけ何かを思っても、多分今後一生関わりのない人であって、これから一生友人として過ごしたいと思う人ならまだしも、関係のない人にその気持ちを持っていても自分が疲れて損をするだけです。それにそれを一方的に電話で言われる人のことを考えられていなかったな、と。そして遡れば私が原因だったりして。

得ることがない、楽しくないことに埋もれてしまうことは自分も周囲も傷つけてしまう。そんなことをして時間を過ごすより、自分から楽しい時間と供給できる人達を探すことの方がなんと有意義なことか、と分かりきっていたことを再確認したので、ここ2〜3年の良いこと悪いことの新しい経験の波は、今の基盤を作るにあたり本当に必要だったな、と思います。

新しいことをたくさんしよう。イベント毎をだいじにしよう。それは部類分けすると、私の1人旅行のモチベーション「経験を買う」と近しいことでした。物を買うより経験や時間を買う。それが意味がある・楽しい・幸せと思っていて、旅行だけではなく、普段過ごす楽しい友人との経験と時間を分けてもらえるように。そして貰うだけではなく相手にも楽しい時間を過ごしてもらえるように。真っ直ぐに人と付き合っていきたいです。

口癖は「楽しく過ごしてね」を擦り込んで。

そういえば初めて酔っ払って階段から落ちました。これも経験ですね。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?