しまなみフォトライフ

日常や写真のことについて綴ってます。

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最近の記事

ライカのカメラレンズが当たった

Leica SL2-S ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH. セット どんなカメラなのか、私にはよくわかりませんが、賞品としていただけることになりました。 感謝です。 タイトル「毎日が冒険」 https://www.every-photo.com/html/leica11/

    • フィルムカメラ ローライ35の魅力

      お気に入りのフィルムカメラ、ローライ35の魅力をご紹介します。 1967年に発売されたカメラで、特徴はなんといっても、コンパクトなデザインにあります。可愛くて、メカっぽくて、小さくて、男性女性問わず人気のカメラです。 私はカバンに入れることなく、革紐を取り付け、首から掛けてシャツの胸ポケットに入れるスタイルが気に入っています。かさばらないので旅にはピッタリです。できるだけ荷物を減らしたい時に大切な相棒になってくれます。 ローライ35は40mmのレンズが付いています。種類

      • ペンタックス Super Takumar 55mm F1.8は、目に見えない光を写すレンズ

        オールドレンズの中でも人気があるペンタックススーパータクマー55mmF1.8のご紹介です。1960年代に製造されたお勧めオールドレンズです。 ペンタックス Super Takumar 55mm F1.8の特徴はなんといっても、レンズフレアやゴースト、ハレーションといった現象が盛大に現れることです。具体的には、太陽の光(強い光源)によって、写真が白っぽくなったり、虹色の線や輪ができたり、丸や多角形の光の玉ができます。要は癖のあるレンズです。順光ではよく写りますが、逆光、絞り開

        • もし千利休が桜の写真を撮ったら

          現在の茶の湯の世界を作ったといわれる千利休、彼のセンスは現在の日本人の美的感覚に通じるところがあります。千利休のことを少しでも知れば、写真にも活かせるかもしれません。 もし千利休が写真を撮ったら、どんな写真を撮るのでしょうか。想像すると面白そうです。 「利休の朝顔」という逸話があります。 利休の茶室の庭に、当時珍しかった朝顔が大量に咲き乱れていました。その噂を聞きつけた秀吉は、一目見ようと利休の茶室を訪れることにしました。しかし、利休は秀吉が訪れる前の日、庭の朝顔をすべ

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        • フォトコンテスト
          4本
        • ライカのカメラ、オールドレンズ レビュー
          5本
        • フィルムカメラ
          1本
        • 写真の撮り方、考え方について
          6本
        • 子育てと写真
          2本

        記事

          海を渡るイノシシ

          島から島へ、イノシシは泳いで渡ります。 しまなみ海道が開通する前は、島にイノシシはいませんでしたが、橋がかかってから見るようになりました。 イノシシは橋を渡って島に来るのかと思っていましたが、泳ぐルートもあるようです。 今では多くのイノシシが、しまなみ海道の各島で生活しています。

          子どものイタズラは、最高のシャッターチャンス

          子育てはやることがいっぱいです。 ご飯を食べさせて 早く着替えて 早く歯を磨いて 早く顔洗って そんな忙しいとき、子どもがイタズラをしていたら・・・ それは、最高のシャッターチャンスです。 イライラが笑いに変わります。

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          飾らない子どもの日常写真

          我が子の成長を見守りながら、写真を撮ることは楽しいことです。 飾らない子どもの日常、ありのままの姿の写真を撮り続けたいです。

          飾らない子どもの日常写真

          カメラは時間を写す道具

          アルバムの中から懐かしい写真を見つけました。 左の写真は、昭和の時代、プロ野球オールスターに使われていた阪急ブレーブスの帽子をかぶっています。横に3本の線が入っているのが特徴です。 右の写真は、何気ないスナップ写真ですが、完全に車が昭和です。 写真には、気にしていなくても、必ず時間(時代)が写ります。「カメラは時間を写すための道具」と言ってもいいでしょう。 今日撮った写真も、50年後に見ると、時間が写っていることに気づくはずです。 もしかしたら、「この時代、車で移動

          カメラは時間を写す道具

          M10モノクローム 白黒写真に、白と黒は無し

          初めてのライカは、2021年に買ったM10モノクロームです。カラー写真を撮ることができず、モノクロ専用の超マニアックなカメラです。 2024年現在では、モノクロ専用カメラとしてライカM11モノクローム、PENTAX K-3 Mark III Monochromeも加わり、モノクロ写真の人気が高まっています。 今回はM10モノクロームの購入に至るまでの経緯や作例、モノクロ専用カメラについての感想をご紹介します。 それまでカメラといえば、オートフォーカス命、最新デジタルカメラ

          M10モノクローム 白黒写真に、白と黒は無し

          クボタフォトコンテストに挑戦

          今回はクボタフォトコンテストについて検討していきます。 テーマは、二つあります。 A「四季のふるさと」 いつまでも残しておきたい日本の美しい風景と田園風景、里山、漁村、人と暮らし、歳時記など、季節の彩りを添えた作品 B「大地の恵み」 農業(稲作、畑、果樹、山菜、花卉栽培、ハウス栽培)、畜産、酪農、林業、及び関連する生き物の営みなど、日々の暮らしの中でふと見つけた「ふるさとの恵み」の作品 応募はプリントのみ、最優秀賞の賞金は各テーマごとに20万円、締め切りは3/31までと

          クボタフォトコンテストに挑戦

          満開の桜の写真を撮らない理由

          桜の季節がやってきました。写真撮影が趣味の人にとって桜は絶好の被写体です。花見会場に行けば、多くの人が桜にスマホを向けていることでしょう。そしてsns上では満開の桜がずらりと並びます。 日本人にとって桜が人気の理由は、寒い冬を終え、春を象徴する花であるとともに、わずかな期間しか花を咲かせない儚い命に心奪われるのではないかと思います。さらに入学、入社など人生の節目の時期に咲くことでも、深く心に刻まれます。 ただ私は満開の桜にカメラを向けることはありません。正確にいうと、桜だ

          満開の桜の写真を撮らない理由

          俳句から学ぶ写真とは

          以前から、写真と俳句は共通点が多いと感じていました。 そこで「夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業」という本を手に取り、なんとなく「はじめに」を読んでみました。 びっくりしました。 そのまま写真に当てはまるのです。 「俳句」と「写真」の文字を入れ替えると、そのまま「夏井いつきの世界一わかりやすい写真の授業」になるのです。 amazon kindleでサンプルが無料で読めます。よろしかったら「はじめに」のところを「俳句」と「写真」を入れ替えてご覧ください。 内容も写

          俳句から学ぶ写真とは

          ライカ ズマリット(Leitz Summarit)50mm F1.5 レビュー

          今回ご紹介するレンズは、ライカのズマリット5cm F1.5です。シリアル番号を見ると1956年製、前期型となります。製造からもう70年近くが経過します。ズマリット5cm F1.5は、オールドレンズの中でも人気のレンズで、滲みやフレア、ゴーストが盛大に出ることが特徴です。ポートレートにもお勧めのオールドレンズです。作例を用意しています。 まずは、ミラーレスカメラに取り付けてテスト撮影しました。自宅前の畑には、夕方にいい光が差し込みます。 フィルムカメラのライカ M3とズマリ

          ライカ ズマリット(Leitz Summarit)50mm F1.5 レビュー

          ついでに撮る写真

          私はだいたい何かのついでに写真を撮っています。 遊びのついで、仕事のついで、犬の散歩のついで、移動のついで、こんな感じで、写真は日常生活のおまけ、付録のような感じです。 ついでに写真を撮っていると、良くも悪くも自分自身の日常がそのまま写真に現れます。日記のような感じです。そのため、写真の内容がいろいろ変化するときは充実した生活を送っているときで、逆に写真の内容が変わらないときは、同じような生活が続いているときになります。 天然は腐りやすく、作り物は腐りにくいと言われます

          「日本の自然」写真コンテストに挑戦

          「日本の自然」写真コンテストについて、検討していきたいと思います。 こちらのコンテストは、プリント部門とデジタル部門に分かれています。注目はなんといってもプリント部門の最優秀賞が100万円、デジタル部門最優秀賞は50万円分のクーポン券となっており、かなりの豪華賞品が用意されています。ただしこちらは応募が有料となっておりますので、詳しくはHPをご覧ください。 両部門とも、 テーマはいつまでも守り続けたい「日本の自然」 風景や動植物、人間の営みなどをストレートに表現した作品を

          「日本の自然」写真コンテストに挑戦

          ライカ ズマール(Leitz summar)50mm F2 review

          オールドレンズ、ライカのズマール5cmF2をご紹介します。 こちらのレンズは今から約90年前に製造されたレンズで、オールドレンズの中のオールドレンズです。製造からもうすぐ1世紀が経過します。同時期に発売されたエルマー5cmF3.5と比較するとなかなかの暴れん坊、癖玉といった感じで、フレアやゴーストのオンパレードです。優等生レンズでは物足りない人、ちょっと刺激が欲しい人にはお勧めのレンズです。 価格は5万円から20万円程度で、状態や仕様によってかなりばらつきがあります。

          ライカ ズマール(Leitz summar)50mm F2 review