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好き嫌い・得手不得手
私は学生時代、とにかく数学に苦労した。テストの点数も悪く成績も悪かった。
理系を目指すものとして致命的なんだけれど。
何しろ「センス」がない。
では嫌いだったか。
その真逆。
好きは好きだった。
だから、何しろ勉強だけはした。
テスト勉強の時、数学に割く時間はともかく長かったと覚えている。
学業を終え就職し、もういい加減経つけれど。
まぁ、多くの社会人がおそらく同じことを思うこと
初稿:我が名は二ツ塚
20世紀も末の頃。
府中街道と五日市街道とが交わる辺り。
「二ツ塚」で私は名づけられた。
中学校を卒業し、高校へと進学。
高校へはバスで通学することにしたのだけれど、そのバスに乗る停留所こそが、「二ツ塚」だった。
「あなた、『二ツ塚の少年』って呼ばれているわよ」
同じ高校の女性の先輩の二人組が、二ツ塚バス停から乗り込んでくる私をそう呼んでいたと、同じくバスに乗っていた同期から教えられた。