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人格否定してくる女子から息子はどう対峙していくのか

荒れ狂う不登校時期がやっと去り、夢に向かって歩み出した矢先なのに、また問題発生。

子育てって、本当に次々と課題が舞い込んでくる。うちは特別多いのかしら?

息子が、何かミスをしたらしく、隣の席の女子から「クソメガネ」と暴言を吐かれたらしい。

クソって、、、
はぁ😞

屈辱的だし、公徳心も欠如しているよね。

前々から嫌われていた、、、とも。

その子はカースト上位の女子で、横柄。
クラスの男子はみんなその女子が嫌い。
でも女子の集団においては好かれているらしい(本心は怪しいよなー)

基本、クラス女子は強くて、男子は軟弱と……

ミスがどんなミスなのかわからない。
言いにくそうだったから、息子にも非があるんだろうか。

でも人格否定はよろしくないよな、、、
傷つくよね。傷はそう簡単には消えないし。

息子は自分のコミュ力がないばっかりに、いい返せないと自責の念に駆られている。

息子は特性上、コミュニケーション能力が低い。それをずっとコンプレックスに思っている。

感情や考えを言語化することが難しい。
認知面の偏りもあるし、テンポもゆっくり。
対処力も弱い。

静かな子。
ポツリポツリとお話しする子。
でも、根は優しい。
悩みが多く、自分は鬱なのかもと言っている。

はっきりいってターゲットにされやすい。
ずっと心配していたけど、やはり、、、と思ってしまった。


まずは話を十分傾聴した。
その上でどうしようかと二人で考えた。

息子曰く、
担任の女性教師は他の男性教師から叱責を受けていることが多いらしく、泣かされていたこともあると。

息子は教師による教師へのいじめだと思うと言っていた。

保護者からも、頼りない先生と烙印を押されている。

ある男児は担任を完全に無視している。言うことを全く聞かない。全く喋らないらしい。

今回の女子も、担任を無視。「窓を閉めてー」と言われても無視するらしい。

なんだろう、、、
担任の学級運営力の低さ、他の教師や親御さん達からの否定的なメッセージが、生徒たちにも影響しているのではないだろうか。

生徒と担任との信頼関係が崩れていて、学級崩壊ぎみなのではと感じる。

その影響が、こうした形でも表面化するのだろうか。

息子は不登校時に担任には大変お世話になったので、他の生徒には見えない担任のよい側面を知っているのか、担任のことを好意的に捉えている。私もやや頼りなさは感じるものの嫌ではない。

息子には、まず、人格否定してくる加害性、攻撃性のある相手に対しては、自分が悪いから、、、と過度に自責的にならなくてもよいこと。
相手に問題があることを明確に伝えた。

席が隣になったらしく、ある教科は共同で作業する必要があり、ため息をついていた。

でも、自分なりに整理もしていた。
・次の日、意思を表明してメガネを外していった(私は付けていく事が抗議になるのではと感じたが、息子の気持ちを一旦受け止めた)

・もうすぐ学年が変わりクラス替えの時期。2月でよかったと、ある程度広い視野を持てていた。

・友達に話した。みんなその子が嫌い。共感してくれた(これが一番嬉しかった。私の役目はいらないかもとも思った)

・もし暴言がエスカレートするようなら、先生に話そうと思うと考えていた。

・ポジティブな音楽を聞いて、気持ちを切り替えてようとしていた。

一通り聞いて、話してくれたことを労い、相談相手は、担任、顧問、スクールカウンセラー、養護教諭など、力になってくれそうな人を選んで良いのではと伝えた。

今すぐにでも、わたしは担任に伝えたり、女児に抗議したい気持ちだが、ここは息子自身が乗り越えるべき局面なのかなと感じて冷静に見つめている。

今回のことを通して、息子には処世術を身につけて欲しい。

社会は理不尽なことで溢れている。
マイノリティな息子はターゲットになりやすいだろう。

本当は毅然とした態度で対応してほしい。
この先の高校、大学、就職でも、また同じようなことが起こりかねないと思うから。

でも、気が強くて正義感がつよい私と違い、不全感があり自信のない息子はそう簡単にできることではない。

だから、二人であーだこーだ話し合った。

攻撃性、加害性のある人について。
距離の置き方。
毅然とした対応について。
相談して味方を増やすこと。
境界線について。
自分の気持ちの整理の仕方。
相談のメリット。
あとはエスカレートさせないための方策
などなど。

夫は何の頼りにもならないから、二人で話し合った。本当なら父親の力も必要なのに。父親の影響もあるだろうな、、、

実は私は小学6年の時、隣のクラスのガキ大将から、いじめられていた自分のクラスの男子を体を張って守ったことがある。

喧嘩になって顔を殴られて病院に搬送された。

そう、ものすごい正義感と倫理観と衝動性だったと思う。

今はその強すぎるエネルギーを俯瞰して見れていて、過剰な行動は自制できている。

そんな私だから、息子の歯切れの悪さにややモヤモヤもする。

でも嘆いていても仕方がない、、
ピンチはチャンス。
ちょっと冷静に考えていこー

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