見出し画像

通り雨だと思ってたんだ 少しの間の雨宿り

役割に縛られた生活が
突然なくなる
さぁ
何がしたいの
何が出来るの
って聞かれても
外ばかり見てたから
自分を振り返ったりなんてしないし
何が良くてここにいるのかも
分からないのに

今日は雨だから休みにしよう
晴れてるから気合いを入れようか
とか
夜明けと共に起きて
虫たちと同じ時間に眠るような
生活がしたいと思うのに
欲深く求める
何か
満たされていないような
十分なのに充分ではない
憔悴した目で画面を見つめる

熱のある言葉を
向けられる視線を
受け止めれるくらいの
余裕
矢印の起点は
どちらから

この記事が参加している募集

眠れない夜に

ほろ酔い文学

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?