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20220518

最高気温25℃だそうで、いわゆる夏日の予報。

今朝も娘と朝食、そしてお見送り。いつまで見送らせてもらえるかな、としみじみするのは自分の思考のクセでもある。いつまでも続くことはないと思うことで、今の貴重さを捉えておきたいからなのだけど。

映画「あゝ、荒野」(Netflix)。あの寺山修司のただ1本の小説の映画化。監督はテレビマンユニオンの常務でもある岸善幸。主演は菅田将暉とヤン・イクチュン。キャストは他に木下あかり、木村多江、ユースケ・サンタマリア、でんでん、高橋和也など。原作は寺山修司なので1960年代が舞台だが、東日本大震災の描写が出てくるなど、時代設定は現代へとアレンジされている。ボクシングをモチーフとした映画。
菅田将暉の瑞々しさも素晴らしいが、やはりヤン・イクチュン…ヤン・イクチュンって「息もできない」の監督・主演のあの人ですよ。DV、というか広義の家庭内暴力の経験がある人にはお勧めできない映画ゆえに一度観たにとどまってるけど、「息もできない」は良作だったなあ。「あゝ、荒野」では吃音の青年ボクサーの役をやっていて、今回も存在の苦渋を存分に表現してくれています。ちなみに「存在の苦渋」というのは自分の中のキーワードの一つで、若い頃に小説か何かで読んでインプットされたのだろうと思うけど、ある種の状況や表現を見ると脳裏に「存在の苦渋…」と言葉が浮かぶようになってるのだった。


日本の俳優では、最近だと安藤サクラが好き。

日本映画を時々観るが(Netflixで)、両極端だなって思う。何って、コミュニケーションの表現が。極端にお互いに気を使って、間に薄い膜を感じるくらいに踏み込まないデタッチメント過剰か、逆に暴力的に踏み込んで時にはフィジカルな暴力も辞さずなくらいに心でも殴り合うコミットメント過剰か、どっちかという印象が強いんだよね。まあ、過剰なケースだけ印象に残ってるという可能性もあるけど。で、どっちが元気が出るかというと後者なんですよね。やっぱり殻を破ってる人を見ると元気が出てくるんですよ。そして、そういった積極性と暴力的衝動って紙一重だな、という思いを新たにするわけです。

話は変わるけど、ツイートで見たこれを最近やっている。

5/11にRTしてからだから、一週間ほど続けてることになるな…膝から下がスッと軽くなる感じがあって良いですよ。トイレに行く回数はそんなに変わってないけども(笑)、ストレッチは大事なので…。何より運動的な負荷がほぼゼロなので続けられるというのが大きい気がする。ストレッチも運動もそうだけど、最大のポイントは「なんだかんだ言って面倒くさい」というラインをいかに超えるかということなので、負荷がないのはいいですよね。だいたい「これならカンタン!」と言われる運動でも面倒じゃないものってまずない。そして心のどっかで「めんどくさー」と思ってしまうと、無意識でやらなくなってしまう。その点で、これはいいと思います。ちなみに、背中に薄いマットでも折りたたんだバスタオルでもいいので、何か敷いた方が良さそう。床に直だと、背中が少し(僕の場合は少しでなくけっこう)痛くなるので…。
たっぷり歩け、そしてたっぷり水を飲め。在宅で運動不足ならばなおさらだが、自分も週末に自転車でそこそこ走っているものの(調子がいいと40kmくらい乗ってる)、こういうのは少しずつでも日々の継続。24時間のどこかにルーティンとして組み込んで、コンディションを落とさずやりたいものである。これは義務感とかじゃなく、そのほうが結果的に快適だからね。

やぶさかではありません!