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不確実性が高い時代だからこそ、「脳筋的な考え方」で反復練習を当たり前にしていく

「多くのことはスキルであるため、
反復練習で身につき、高品質にしていける」

これは個人的に好きな考え方です。

なぜかというと、
「自分に言い訳できなくなるから」
です。


「人前で話すのが苦手。
でも、それはこれまで人前で話す機会を逃していたから」

「人に信頼してもらう話し方が苦手。
でも、それはこれまで信頼してもらうための話し方を
反復してこなかったから」

「本を読むのが苦手。
それは適切な本の読み方を練習してこなかったから」


こういったように考えれば、
「苦手だからやらない」ではなく、
「んじゃ、反復しよっか」と考えやすくなりますので。


「○○は苦手」と思っていると、
主体的には行えず、苦手意識のまま嫌々やってしまうため、
苦手意識から抜け出すことは難しく、
高品質にするのも難しくなります。

受け身で嫌々やってしまうと、
「回数をこなしたけれど、苦手なんだよ!」
ということになってしまいかねません。


ですが、
「苦手とか一旦置いておいて、とりあえず反復してみよう」
自ら進んで反復しようとすると、奇跡が起こります。

苦手意識が薄れ、少しずつ質が高まっていくのです。


「本当にそれで苦手意識が薄れるの?」
「少しずつでも質が高まっていくの?」

と疑問になるかもしれませんが、
こういうのは頭で考えてもわからないので、
とりあえずやってみるのが一番です。

苦手なものを克服するために、
そして、もっと高品質にしていくために
勇気を出して飛び込んで、反復していく。

それができたらこわいものはありませんから。

…それができたら…ね。

勇気を出して飛び込んで反復するためにも
エネルギーマネジメントが大切になってきます。

エネルギーマネジメントについては
どこかしらでちょこちょこ書いていきます。


で、おかしなほど高品質にこなせる人は
尋常じゃないくらい反復しているし、
ものすごく細かいところまでチェックしているんですよね。

もう10年も前でしょうか?

「この人のセミナーすごいな」と思った人に
どんな練習をしたのか聞いてみたら
以下のように言われました。

「この人のようにセミナーをやりたいな、と思う人がいたら
まず、その人のセミナーを完コピすること。
完コピだから一語一句全く一緒に言えるようにして、
身振り手振りも真似ること。
あとは、声の波を確認して、それも完コピすること。
そして、友達でもいいし、道端にいた人でもいいから声を掛けて、
その人達にその完コピセミナーを繰り返しすること。
100回、200回やれば誰でもセミナーが上手くなるよ。
100回、200回って多く感じるかもしれないけど、
1日3回やれば、1ヶ月ちょいだから、そこまで多くはないよね。
まぁ、これを言っても誰もやらないんだけどさ」

これを当時聞いた時は衝撃的だったんですよね。

100回、200回セミナーをやれば
「自分はベテランだ!」という感覚になりそうなものですが、
この方からすれば、100回、200回がスタートラインなので。

あと、個人的に一番びっくりしたのは
「声の波まで真似る」でした。

動画を見る時に、
声の波まで確認したことなんてありませんでしたから。

なので、当時の僕は、
「そんなことまでするんだ…」
と圧倒されて終わりました(´▽`;)ゞ

今思うと、それを実践して結果を伝えて、
その流れで色々と聞いておけばよかったなぁと思ってしまいますね。

もったいない…


まぁ、このお話は
「(尋常じゃないくらい)反復練習をして高品質にしていく」
という良い例かと思います。

ここまでやっても
実力が伸びないとか、苦手意識があるとか、
正直ちょっとイメージしにくくないですか?

イメージしにくいからこそ、
いくら要領が悪かったり、
覚えが悪かったとしても、

「反復練習さえすればどうにかなるか~」
と考えやすくなるんじゃないかなと。


多くのことはスキルである。
だからこそ、反復練習で身につけることができるし、
さらに高品質にしていくことができる。

正直、この考え方って
結構「脳筋」的な考え方だと思うんですよ。

何でもかんでも
「よし、それなら今から筋トレしよう。
筋肉が全て解決してくれるから」
みたいに、

「よし、それなら今から反復練習しよう!
反復練習が全て解決してくれるから」
的な考え方ですね。

多くのことはスキルであり、
反復したら身につけることもできるし、
高品質にもしていけるのだから、

「不足を感じたら、とりあえず反復練習」

この意識を持っていると、
不確実性が高いこれからの時代も
生き抜いていけるのではないか?

そう思うんです。


だからこそ、

「多くのことはスキルであるため、
反復練習で身につき、高品質にしていける」

「不足を感じたら、とりあえず反復練習」

といったように、
当たり前に反復ができるようになるまでは
反復を常に意識できる上記の言葉は紙に書いて
貼り付けておきたいものですね。


それでは、ありがとうございました!


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