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読書記録『言葉にできるは武器になる』

読みました。


電通のコピーライターの人が書いた「言葉」についての本です。


コミュニケーションついての悩みは、人それぞれ大なり小なり持っていると思います。「自分の気持ちをうまく伝えられない」とか「話しているうちに何を言ってるかわからなくなる」とか「伝えようと思っていたこととズレて伝わってしまう」とか。


そういう悩みに対して、巷のコミュニケーション術やスキル本では、話し方やワードを変えることで改善を図ろうとします。それももちろん大事ですが、その前にやることがある。

そもそも「言葉」には2種類あるそう。
「外に向かう言葉」と「内なる言葉」。


「外に向かう言葉」は、それこそ声として既に誰かに向かって発声されている言葉。皆ほとんどがこちらだけを「言葉」として捉えています。

しかし言葉が声として外に出る前に、自分の頭の中にある状態の「内なる言葉」、これを鍛えて磨いていくことが、コミュニケーションの課題を大きく解決する手段らしいのです。


「そもそも自分が何を言いたいか」とか「どう感じているのか」とか「誰にどのようにどれくらいの深さで伝わって欲しいのか」とか。
意外とそれを自分でもわかっていなかったり、整理ができていない状態で言葉として出すことが多い。その状態で話し方やワード選びを変えたところで、実は根っこからの解決にはならないそう。


「内なる言葉」を磨くためには、まずは自分が考えていることや伝えたいことを、書き出すことが大事。書き出した上で、3つの質問「なぜ?」「それで?」「本当に?」を自分自身に問いかけることで、内なる言葉を深く深く掘り下げていく。

「なぜ?」「それで?」で徹底的に思考を深めていき、「本当に?」で振り出しに戻す。それを繰り返すのが大事だそう。


(自分の習慣を正当化したいだけですが)noteを毎日更新するのも内なる言葉を掘り下げるのにおすすめだと思います。

なぜ?


何か書くという習慣がなければ、なかなか自分の言葉と向き合う機会がないからです。


それで?


毎日更新すると決めたら、無理にでも自分がどう感じているかとか、外の事象に対し何を考えたかを見つめることになります。




本当に?







いや知らん。

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