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内向的性格と外向的性格は脳の反応の違い

今回は性格に関する話です。

内向型の性格と外向型な性格という分け方を良くしますよね。
内側に向いている性格と外側に向いている性格です。

どうして内向・外向で異なる性格の人がいるのか。
研究では脳の反応に違いがあることがわかっています。

今回はその話をします。


【本文】
内向型性格と外向型性格は、 外からの刺激に対する反応の仕方に違いがあると言われています。

刺激に対して高い反応、高反応を示しやすいのが内向型
刺激に対して低い反応、低反応を示しやすいのが外向型と考えられています。

外からの刺激というのは、 音や光であったり、人の感情とか、情報などです。
刺激に対して、敏感に反応しやすいか、そうではないかということです。

外からの刺激に対して、脳の偏桃体という部分が内向型の人は高く反応し、外向型の人は低く反応するということです。

外向型の人がどんどん外に出て人と交流していくのは、強めの刺激を求めている面があります。
一方で内向型の人にとっては外の刺激はちょっと強すぎるので内にこもりがちになります。


ハーバード大学でこのような研究があります。

生後4か月の赤ん坊たちに録音した声を聞かせたり、アルコールに浸した綿棒を嗅がせたり刺激を与えました。
泣いたり手足をバタつかせたりと高反応を示した赤ん坊と静かで落ち着いたままの赤ん坊とで分かれました。
その後の成長を見ていくと、高反応だった赤ん坊は内向的性格に成長し、低反応だった赤ん坊は外向的性格に成長していったそうです。


内向型と外向型では「ちょうどいい」と感じる刺激のレベルが異なることになります。

内向型は低刺激がちょうどいいと感じます。
読書をしたり、家で好きな映画を見たり、親しい友人と会話したりとかです。

外向型は高刺激がちょうどいいと感じます。
大勢の人がいるパーティーに参加したり、急斜面でスキーをしたり、ボリュームを上げて音楽を聴いたりとかです。


どちらの型が良いという話ではありません。
自分にとって最適な刺激を知ることが大事になります。

私も内向型の人間です。
私にとっては、落ち着いた雰囲気のカフェで読書をするとか、静かな森の中を散歩するとか、自分にとって最適な刺激になります。

あなたにとっての最適な刺激を探しましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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