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【コンペ記録02】禁煙ポスターで負けた理由を探る

コンペを振り返る

2023/06/17

2023年05月15日 (月)締め切りの
「令和5年 禁煙ポスター募集」のコンペに応募しました。
入選作品はこちら。

今回も負けた理由を考察していこうと思います。
制作したポスターを3種類あるので、一つずつ見ていこうと思います。
※制作はビジュアルのみの公募となっています。

パターン1

まず一種類目はこちら。

01_タバコの怖さを表現

同じ構図の写真を縦並びに配置し、時間の経過を表現しようとしました。
キャッチコピーは「嗜好品と考えるか、死向品ト考エルカ。」

悪かった点を考えると、
1.時間の経過の対比が分かりづらい
2.コピーが小さい
3.上と下の写真の色味が少し違うのが気になる

まず「1.時間の経過の対比が分かりづらい」について
発想は良かったかもしれませんが、
表現が適切ではなかったような気がします。
もっとタバコをアップにトリミングしても良かったような。
これだと手の方が先に目に入ってしまうような。

次に「2.コピーが小さい」について
凝ったコピーの割に読ませる字の大きさではないような気がします。
写真が白黒なので溶け込んでしまっているのも良くない。
文字を箱に入れるとか、読ませる工夫がいったと思う。

最後に「3.上と下の写真の色味が少し違うのが気になる」について
これはそのまんまです。
注意していこうと思います。

修正したものがこちら。

01_修正版

文字を強く出すパターンも作ってみました。
でも写真がわかりづらいですね。

01_別パターン

パターン2

続いて2種類目はこちら。

02_前向きに表現

禁煙ポスターは黒を基調とした、タバコの怖さを前に出す作品が多いので、
そうじゃないベクトルのポスターも制作。

悪かった点を考えると、
1.なんのポスターか分かりづらい

これに尽きるような気がします。
写真を喫煙所っぽいところにするとかでも良かったかもしれない。
タバコ感が無さすぎるのかもしれません。

こんな感じでシャボンにすれば良かったのかも。

喫煙所

パターン3

最後に3種類目について

03_イラストで表現

悪かったところは
02と同じで禁煙ポスターと一目で分かりづらい部分にあると思われます。
肺とかをうまく使って柔らかくキャッチーに表現できたかもしれません。

参考にできそうなもの

家でやろう。

社会と東京メトロ

総評

個人的にはタバコの怖さを表現するような手法はもう古いと思います。
「禁煙ポスターってこんなんだよね」とみんなが思っているのであれば、効果は薄いと思うためです。

「あーまたこういうポスターねー」と流し見されてはいけない。
一目で禁煙しようかなと思わせる必要があります。

僕は「これいいじゃん!」と思わせられる、そういうポスターないしは表現に取り組んでいこうと改めて思いました。

これからも何がダメだったか振り返り、
経験を次に活かしていこうと思いますので
応援よろしくお願いします。
では。

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