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日本人の私がドイツ生活で慣れないこと

ドイツに移住して一年弱経過してもなお、ドイツのこれだけは慣れないということを書きました。
慣れるのにどのくらい時間かかるのかなあ…。

夜が早い冬


東京は季節問わず夜の10時頃まで人が街にいるのは当たり前。
なんなら終電はいつも混んでる。
ネオンが光輝いて、疲れたサラリーマンの顔を明るく照らしてくれる。
朝まで開いている居酒屋は、残業で疲れた彼らにビールを提供してくれる。

打って変わってドイツの冬の夜は早い。
ドイツの冬は、早くて15時には暗くなり始めるので、街から人が消えるのも早く、20時には静まり帰っている。
カフェやスーパー、ショッピングモールが閉まるのはたいてい18、19時なので、夜に買い物が出来なくてつまらない。(レストランも21時とか閉まる。)
人が街にいないってこんなに寂しいことだったんだと気づく。

祝日と日曜日にお店が閉まってる


日本から来た私とってシンプルに不便である。(ドイツに住まわしてもらってる分際でこんなこと言ってスミマセン)
働き手にはとても良いかもしれないけど、消費者としては不便でしかない。
休み前の土曜日と休み明けの月曜日のスーパーはすごく混むし。
スーパーが閉まるという感覚に慣れてないので、一週間で1日だけ閉まるだけなのに、開いてないときが心配で、常にストックを作っておきたくなる。

食文化の違い


意外に聞こえるかもしれないが、日本人は世界一のグルメである。
その証拠に世界で一番ミシュランの星が多い国は日本なのだ。
美味しいものがいつでも安く気軽に食べられる日本からきた私にとって、ドイツでの食生活はそれはそれはつらいものである。

日本食が恋しくなっても、大戸屋も丸亀製麺もない。(丸亀製麵のためだけにロンドンへ行きたい。)
こっちの日本食レストランは高いし、日本食レストランの数自体もそんなに無いから、何回か行ったら飽きちゃうし。

おまけに、ヨーロッパではお一人様文化が無いので、一人で外食しづらい。
日本にいたときは、ランチは基本的に一人でサクッと済ませてた私。
お店にいる人のほとんどが一人だし、ぼっち飯してようが誰も気に留めない。

ドイツでは外食は高級品だ。チップも払わなくちゃいけないし。大切な人と特別な時間を過ごすための場所というイメージで、一人でサクッと入れる感じのお店は、ファストフード店かケバブ屋しかないのである。

まとめると日本のコンビニ恋しい。


手軽に食べれる美味しいお弁当やおにぎりがいつでもあるので、パパッとランチを済ませたいときにも、疲れすぎて夜ご飯を作る気力が湧かないときも、いついかなる時も24時間365日私たちを受け止めてくれたコンビニという偉大な存在。

夜中に恋人とコンビニに行ってアイスを買った夏のエモい思い出。
部活帰りに友達とコンビニによって、肉まんを頬張りながらワイワイ帰った冬の思い出。
こんな宝石のような思い出は、コンビニがなかったら体験できなかった。

また季節ごとに限定商品が出て、常に消費者を飽きさせない最高のエンターテイナーでもある。

日本のコンビニは神だね。


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