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ドイツでの1年半の経験から考える、29歳独身女性が直面する葛藤と選択

1年半のドイツ生活、これからの選択に悩む(もうすぐ)30歳女性のリアルな視点

ドイツに来て1年半が経った。正直なところ、今後の人生をどの方向に進めるべきか、本帰国するかドイツに留まるか、とても悩んでいるのだ。

前提として、私は独身で恋人もいない。お誘いは何回か頂いたが、将来のことを考えるとなかなか恋愛にも踏み切れないのだ。つまり、ドイツに住み続ける理由がこれと言ってないのである。

年齢との葛藤

まずひとつ、年齢。今年で30歳になる私。ドイツに永住する予定がないなら、婚活や転職などにおいても、日本に早く戻る方が有利だろう。

食事との向き合い方

食事も一つの大きなポイント。大抵は家で作れるし、日本食レストランもあるけれど、ミスドのゴディバコラボや季節限定フラペチーノなど、ここでの生活では楽しめないものがたくさん。食べたいときに気軽に味わえないのは地味にストレスだ。

おしゃれや美容の違い

おしゃれや美容も大事なポイント。
日本では定期的に美容皮膚科に行ったり、美容院に行ったり美容を無理のない範囲で楽しんでいた。ドイツでは、日本人用の美容院もあるし、美容クリニックも無いことは無いけど、やっぱり日本や韓国のように、豊富なバリエーションの施術は無いし、値段も数倍する。また、浴槽が無いので、むくみで足が太くなった気がする。アジアはルッキズムに支配されているっていうけど、私は単純にオシャレをして可愛く着飾って出かけたらすごく気分が良くなって幸せになれる。

推し活の難しさ

Kpopファンの私にとって、推し活も難しい。韓国アイドルは日本のテレビによく出てくれるし、日本でライブもしてくれる。日本にいたらもっと推し活楽しめるだろうし、韓国にもすぐ行けるだろう。

恋愛の難しさ

友達に「ドイツ人の彼氏できた?」って聞かれるが、そもそも私はアジア人しか恋愛対象に入らない。だからドイツで恋をすることが難しい。そもそも、日本に本帰国する可能性もあるから、そうなると日本語喋れる人じゃないと、日本で一緒に暮らせないという問題もある。ドイツに永住するというビジョンが無い私にとって、将来のことを考えると、恋愛が余計難しくなる。

資産運用と未来への不安

また、資産運用においても日本での新NISAを利用できないことが悩み。将来の不安が募る。ドイツに住んでいるうちは、投資よりも旅行などの経験にお金を使うことを重視しているため、今は何もやっていない。日本で稼いだお金は、ほとんど利子がつかない日本の銀行で無駄に眠っている。日本にいれば、新NISAを活用して効率的に資産運用出来るのに。

未来への選択

このまま、ドイツに住み続けても、資産が無く、恋人も出来ない、美容のメンテナンスも出来ない30代になってしまう。これは、私がなりたい30代の姿ではない。日本にいたら、理想的な自分になれるのかって言われると断言はできないけど、ドイツにいて理想の自分になれないっていうのは分かっている。ドイツの働き方だったり、ヨーロッパ中旅行しやすい環境は、すごく好きではある。でも、数年したら旅行にも飽きてくるんじゃないかと思ったり、一年で数回する旅行よりも、それ以外の日々を楽しく過ごせる生活の方がいいのかなって考えたり。

これからどうするか、まだ決断できていない。ビザと家の更新が残り半年。あと半年、自分が本当に欲しいものは何なのか、じっくり考えて選択したいと思う。
どちらに進むにせよ、自分に合った道を見つけて、充実した未来に繋げたい。皆さんも同じような葛藤や悩みを抱えている方がいれば、コメント頂けたら幸いです。

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