ひとの不幸を笑ってはいけません。
こんにちは、今日もお疲れ様です。
明けましたねー、年が。
特に抱負とかはないです。
自分が書いた本が10億部くらい売れねーかなとか思ってるくらいです。
誰にでも苦手なものって必ずあると思います。
当然僕にも、天と地がひっくり返っても苦手なもの、苦手であり続けたいと思っているものがあります。
そうです。虫です。
小さい頃はそこまででもなかった気がするんですけどね。
カブトムシとか飼ってましたし。
いや。結局僕より虫がダメな母に世話させてた記憶もありますね。
すまん、オカン。この場を借りて謝罪させてもらいます。
てことで、今日は虫にまつわるお話を。
僕には苦手なものがもう1つあって。研究室の教授なんですけどね。
理系の方はよくわかると思うんですが、とにかくクセが強い人が多いんですよ。
僕の研究室の教授もとにかく威圧的だったり、間違いの指摘が嫌みったらしかったりでとにかく苦手でした。
ある日、そんな教授に連れられて昼ご飯を食べに行くことになりました。
正直すごく憂鬱で。ストレスがかかると真っ先に食欲がなくなるタイプなので、食事を残さず食べられるだろうかと心配しながら食堂に向かっていました。
そんな浮かない道中で、僕はヤツを見つけます。
カメムシです。
虫が苦手すぎて、道を這う彼らを見つける能力が異常に高くなってしまった僕は、誰よりも早く虫を見つけ、それにビビる声で同伴者をビビらせてしまうことが多々あります。
この時もカメムシに気付いているのは僕だけだったようで、教授は何度も聞いた他の教授の悪口を言っていました。
僕も教授の前では大きな声は出せず、無言でカメムシの行方を見守っていました。
すると、カメムシはどんどん教授の方へと近づいていきます。
教授に近づきたいだなんて物好きなカメムシくんだなとか思いながら、その様子を眺めていた次の瞬間、事故が起きました。
教授の足がカメムシくんを踏みつけたのです。
物好きなカメムシくんは教授に近づきすぎてしまい、カメムシくんに気付かずドシドシと歩く教授に踏まれてしまったんですね。
しかし、教授はカメムシくんを踏んだことに全く気付いていません。
僕はこの一連の流れを目にして、なぜか笑いが止まらなくなってしまいました。
ツボにはまってしまって、教授の話なんか一切耳に入らず、壊れたおもちゃのように笑ってしまいました。
と言っても声に出さず静かに笑っていたので教授には気づかれませんでしたが。マスクしててよかったと思いました。
なんか、僕の苦手なもの同士が同士討ちに遭ったみたいな感覚ですかね。
僕が苦手ってだけで、教授とカメムシくんは別に同士でもなんでもないからちょっと違うか。
別々の組織から来た刺客がやり合ったみたいな。
いや違うな、教授とカメムシくんに共通の目的があるわけじゃないし。
ちょっとうまい例えが浮かびません。
他人(&虫)の不幸なので堂々と笑っていい状況ではないのは重々承知なんですが。
教授はともかく、カメムシくんなんてなんも悪くないですからね、ほんとに。
ただ生きてるだけで、勝手にこっちが一方的に嫌ってるだけですから。
それで踏まれて笑われるなんて散々ですよ、ほんと。
でも申し訳ないんだけどなんか笑い止まんなくて。
自分の苦手なもの同士のやり合いが起きて、それに自分しか気づいていない状況がなんかシュールというか。
そのときの精神状態も相まっておかしくなっちゃいました。
踏まれたカメムシくんですが、致命傷ではなかったようで教授の靴の底からするりと現れ、靴の上をぐるりと一周歩き回った後、颯爽とどこかへ消えていきました。
ほっとする反面、しぶといやつだなあと。
まあざっとこんなお話なんですけど。
このエピソードから得られる教訓みたいなのがちょっと思いつかないんですけど、、、
足元と頭上に注意!
ってところですかね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
途中からカメムシくんが亀梨くんに聞こえてきちゃって、亀梨くんが教授に踏まれたみたいになって笑っちゃいました。
今日は早く寝ることにします。
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