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吉祥寺の米屋に対する行為の深刻さについて考える

仕事が忙しく間が空いてしまったが、本当は別のことを書こうと、久しぶりにnoteを開き執筆していたところだった。
しかしtwitterで、ある米屋がトレンド入りしているのが気になった。

どうやら、このクソ暑い中、吉祥寺のとある米屋さんの店の前で、反ヘイト活動家を名乗る者達がワラワラ集まってプラカード掲げながら抗議活動をしていたという。
一体何が起きたのだろうか?
一連の騒動のきっかけとされるツイートがこれらしい。
(当該アカウントは現在鍵垢の模様)

どうやらこの米屋さん、昨年いろいろと物議を醸した武蔵野市における外国人住民投票条例案について、個人的な見解を一言ツイートしたところ、その内容が主に左向きの方々の間で大炎上した模様。
この住民投票条例案については全国的にも報じられ、大きな話題になったことから記憶に新しい方も多いだろう。

個人的に、投票資格一つとっても、在留外国人の地方自治への関与や参政権の付与については、国家安全保障上の観点からみてもどうしても慎重にならざるを得ない問題であり、特に昨今の非常にセンシティブな社会情勢において簡単に「賛成!」と言えない方も多いことだろう。
今回のような外国人住民投票権について反対の意思を公に表明することは、自由民主主義の原則において保障されている思想・言論の自由であると同時に、その意思表示が外国人の排斥、即ち左方面の皆さんが解釈するところの「ヘイト」には決してならないはずだ。
にも関わらず、その言葉尻を捕らえた拡大解釈により、そのツイートが「ヘイト」だと断罪され、今回の「抗議行動」と称した集団による営業妨害にまで発展することとなった。

今回の騒動、彼らをここまで駆り立てた思いの根底にあるのはズバリ、

オレたちの気に食わない存在は実力行使で潰す!

だと考えられる。
良識のある方なら、この発想のヤバさ、深刻さが今となっては身に染みてお分かりいただけるだろう。
こういった行為の積み重ねが、やがて先般の安倍晋三元首相殺害事件のようなテロに繋がることとなるのだ。

ましてや今回は個人商店をターゲットにした言論の集団リンチだ。
こういったことが一つ許されると、やがて彼らの言葉狩りとそれに端を発する行動もエスカレートしていき、次々と個人商店や個人が公に晒され、レッテルを貼られ、SNSとリアル双方での集団リンチに発展することになる。
アメリカでアンティファやBLM活動家たちが「抗議」と称して繰り返してきた破壊活動の数々を見ても、それは明白だ。
また、反ワクチン運動家たちが幾度となく集団接種会場に突入し接種業務の妨害を働いた事案も同じことだ。

今回のような実力行使による言論の封殺が繰り返されるほど、社会は委縮し、やがて全体主義的なイデオロギーが力を持ち地方自治体や国の政策にまで影響を及ぼしてしまうのではないか。
この一つ一つの行為の積み重ねが、彼らの愛する民主主義の根幹を揺るがし、やがて自分の首を絞めることになりかねないのだということを、ぜひいちど考えていただきたい。

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