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【日記】聞いてくれ、豚コマ巻いた茄子が美味。

0.茄子は神より遣わされしおやさい

まず豚コマと茄子である。それぞれただ一口大に切って炒めてゆずポン酢をかけるだけで大勝利を約束されしポテンシャル持ちの素材だ。しかしわたしには数日前何かの写真を見て「あっ野菜の豚肉巻きいいなぁ、今度やろう」と思ったおぼろげな記憶があった。(作ってから思い出したがレタスの豚肉巻きだった。今度やろう。※ふらぐ)

1.というわけで茄子を切る

縦に四つ割りしたあと長さを半分に。一部皮がぼこりと硬くなっていたので削ぎ落とす。

2.肉を巻く

大入りパックで買った豚肉を80gずつくらい(計ってはいないくけど100よりちょっと少ないくらいだからたぶんそんなもんだとおもう)小分けにして冷凍庫に放り込んだあと、残った豚肉で茄子を二切れずつ巻いていく。途切れたら肉を継ぎ足す。肉というかこれオール脂身では? という一枚にも巡り合ったけれど (脂+茄子)×加熱=美味!!!! の方程式しか知らないので気にせず巻き付けていく。小麦粉をまぶして準備完了かと思いきや先日切らしていたことをこの瞬間に思い出した。まあ豚の貪欲さならきっと粉がなくともタレを絡めとってくれるだろう。わたしは豚肉を信じている。

3.焼きのはじまり

ちょっと油をひいてフライパンを加熱。巻き終わりを下にして順々に並べていくが、始点と終点で巻き終わりの向きが違う個体を前に一瞬フリーズする。まあ豚肉は貪欲なのできっと肉どうしの結びつきが深い、大丈夫だろう。わたしは豚肉を信じている(デジャヴ)。

4.焼きのみちゆき~ひのとおり~

なんかいいかんじに焼きが回ってきたなというところで茄子豚をひっくり返す。おもったより焼けるのが早い。ちゃんと茄子のほうも中まで火が通るのか心配になってくる。くらげは茄子がすきだが、漬物のきゅうっとした歯触りの茄子と生のお堅い茄子のことはいつまでも愛せない。茄子には加熱がマストみである。しかし茄子の都合で肉を焦がすわけにはいかない、両者の折り合いをつけベストな状態で食卓まで届けることが台所に立つものの勤めである。まあたべるのもわたしなんだけど。

5.焼きの終焉~蒸せば?~

返した肉もわりと焼けてきたようなので竹串で茄子を刺してみる。よくわからないがちょっと抵抗がつよい気がしなくもない。火の通った茄子のことを愛するあまり、だいたいいつもとろとろになるまで加熱してしまいがちなのが裏目に出た。とりあえず水を適量びゃっと流して蒸し焼きにする。秒で蒸発したので追い水。うつくしい濃いむらさきだった茄子が美味しさと引き換えに茶色く色褪せていく。なんかいい感じに火が通った気がしなくもないところで一旦茄子豚を取り出し、残ったお湯にポン酢とみりんと砂糖を入れて煮詰める。泡になりかけたので「絡め~!」と念じながらあわてて茄子豚を戻す。

昨日実家の大家さんから頂いた新玉ねぎをスライスしてレンジで加熱しておいたうえに茄子豚をのせる。

6.実食

なにはともあれ完成したので、ちょうど炊けた米とともに食べることにする。なにこれおいしい~~~~~!! 豚肉とのバランスでとろとろになるまで茄子を焼けなかったけど、そのぶん普段はやらない歯応えを残したまま火は通っているという絶妙な加熱具合になったのでオールオッケー~~~~~~!! あと照り焼き風だから甘辛とみせかけてポン酢砂糖ですっぱ甘い系の味付けなのでめちゃくちゃ食が捗る~~~~~~!! 大勝利~~~~~~!!!

7.おわりに

というきもちで食事を終えたので誰かに聞いてほしくて日記に書きました。ご清聴ありがとうございました。

※追記:長文のnoteは読みやすさがだいじということで、見出しをつけました。たぶんそういうことじゃない。