見出し画像

2018年に読んで好きだった本(2018年に出版された本ではないよ)

年々どんどん読む本の数が減っていっているのが良くないなあと思いつつ、今年読んだ本を振り返ってみる。全然今年出版された本じゃない。そして圧倒的な新潮クレスト・ブックスへの信頼が伺える。特に好きだった本を挙げてみる。

ジュンパ・ラヒリ『低地』

クレスト・ブックスさんの「海外文学のない人生なんて」で複数の方が挙げられていた作品。短編集とエッセイは読んでいたけれどこの長編は読んでいなかったので。芸術作品としてとても美しいと思ったのでこんなツイートしてた。

マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』(柴田元幸さんの訳)

昔きっと読んでいるはずだとおもうのだけれど、こんなに面白かった?と改めて思った。結構ページ数あったと思うけれど楽しくてあっという間に読み終えた気がする。

スティーヴン・ミルハウザー『マーティン・ドレスラーの夢』

一人の男がホテル界でどんどん成功していくお話としても面白いのだけれど、各章の終わり方がいつも現実と虚構が入り混じるような表現ですごい色気があってよかったんだよね。

ノヴァイオレット・ブラワヨ『あたらしい名前』

ジンバブエ出身の作家さんの作品。子供の目線で描かれているということもあり、貧しい暮らしの過酷さもそのまま描写されるのだけれど、どこかその現実が美しくも感じられたり、イマジネーションに富んだ豊かな世界にはっとする。

原田マハ『リーチ先生』

たくさんマハさんの作品読んでいるけど一番好きかもと思った記憶。



これからの人生もたくさんの本を読みながら生きていけますように。

この記事が参加している募集

推薦図書

買ってよかったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?