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どのくらいのレベルで「プロカメラマンです」と名乗るのか

どーも、ゆー。です。

よく聞かれる質問で
「何をしたらプロカメラマンって名乗れますか?」
っていうのがあります。

1番聞かれる質問かもしれません。

それに対する僕のなりの答えを今回は書いて行こうと思います。



1.「プロカメラマンです!」と名乗りだしたらどんな人でもプロカメラマン

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これ言ったら「そんなんでいいんですか?」って答えが帰ってくるんですが、そんなもんです。

別に資格があるわけでもないし、何かフォトコンに応募して受賞しないといけないわけでもないです。

実際フォトマスター検定とかもありますが、それを持ってるからと言って仕事は来ません。

仮に
「フォトマスター検定1級持ってます!」という人と
「家族写真を100人撮って来ました!」という人
どっちに撮ってほしいってなりますか?

言わずもがな後者だと思います。

お金をもらって仕事をするというのは別に資格はいらないということですね。



2.寝ても覚めてもカメラのことしか考えてないことに気づいてプロ宣言をした

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僕の場合の話なのですが、ずっと旅をしていてその間に写真をめっちゃ撮っていました。

旅が終わってからも写真を撮り続けていて
「これが仕事になったら最高に楽しいだろうなぁ〜」
って思ってたんです。

その当時僕は農業をしたいと思っていたので、農家さんのところにお世話になってたんですが、その農家さんに「カメラマンになりたいです!」というのをめちゃくちゃビビってたんです。

なんて思われるのかとても怖かったです。

当時の投稿をFacebookで見つけたんで貼っときます。

プロのカメラマンを目指すことにしました。 農業をするために糸島市にやって来たのにカメラばっかりやってる自分に気付いたのが年末。 元々副業で考えてたカメラ。 自分の中の比重が凄く偏ってきたのがわかった。 ...

Posted by 白石悠 on Tuesday, March 7, 2017

2017年なのでもう5年前ですね。

まだ5年しか経ってないのか!というのもありますが、当時は本当に人目ばかり気にしてたなぁと思います。

この時はまだヤマト運輸で配達の仕事をしていたので、週末カメラマンとして活動を始めた頃でした。



3.写真の良し悪しがわからなかった

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最初カメラを始めたころって自分が上手いのか下手なのかもよくわかりません。

でも、影響力のある人の写真を見てると明らかに自分とは違うし。。
何が自分とは違って、お金をもらうもらわないの差ってなんなのかをずっと考えてました。

「とにかく撮って撮って撮りまくろう!」
最初はプロと名乗ってはいましたが無償で撮ることも多かったです。

やったことのない撮影なら無償で、やったことある撮影なら有償で、という具合でした。

そうやってると、無償での撮影が多くなってくるんです。

そして世の中には「無償での撮影ならお願いしたい」という人は沢山います。

で、僕の経験上そういうのを受けすぎると

「もうお金もらわないとやってられない!!!!」

ってなるんです。

覚えててほしいんですが、これは自分のステージが変わるときに必ず起きることでもあります。

有償で始めても
「この料金じゃもうやってられないな。。」
って思う時がやって来ます。

それが値上げのタイミングなんです。

なので、これからプロを目指す人はクオリティを上げることよりも経験を積むことを意識してください。
どれだけ、机の上でカメラの勉強をしても1回の実戦に勝るものはありません。

経験を積めば写真の良し悪しもわかってくるし、写真のクオリティも上がって来ます。



4.開業届を出す

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プロカメラマンになるための覚悟として、『開業届を出す』というのは非常にオススメです。

やはり勤め人であっても写真でお金を貰えば立派な個人事業主です。

お近くの税務署に行って開業届を出されみてください。

僕が開業した時にいろんな人に会いに行った中で、税理士さんがいました。

その税理士さんには本当に感謝しかないんですが、何もわからない僕に開業手続きのこと、青色申告のこと、確定申告のこと、多くのことを教えてもらいました。

その中で、言ってくれた言葉で一番印象的だったのが

「ちゃんと開業届を出して、青色申告をすることですよ。開業届を出さずに事業をやってる人も沢山見て来ましたが、上手くいってる人を見たことありません。逆に上手くいってる人の共通点は『覚悟を持ってやってる』っていうことなんです」
それを聞いて次の日に開業届を出しに行きました。

つまりプロになるために必要なものは『覚悟』だけなんです。

基本年度末などの死ぬほど忙しい時期を除けば窓口の人も丁寧に対応してくれるので、ぜひ自分で覚悟を決めて開業届を出されてみてください。



5.お客さんもちょうど良いカメラマンを探している

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これは最近自分が仕事を振る側になってわかったことでもあるんですが、仕事のレベルとかステージによってちょうど良いカメラマンっていうのがあります。

仮にあなたが家族写真を撮ってほしいと思ったとして、世界のハリウッドスターを撮ってるようなカメラマンに依頼するでしょうか?
もしかしたらいるかもですが、そんなのはほぼあり得ません。

イメージとしては
親近感があって、リーズナブルな値段で対応してくれて、ある程度経験のある気の良さそうなカメラマン
ではないでしょうか?

なので、仕事を依頼する側も一緒で
「駆け出しのカメラマンがいい」
「ある程度経験がある人がいい」
「経験豊富な人がいい」
「お金をいくら払ってもいいから素晴らしいものを撮る人がいい」
と段階があります。

もちろん相手の求めるものは様々ですがいきなり驚くようなクオリティは要求されないし、相手もそれがわかって依頼するので気負って撮影するようなことはしなくて大丈夫なんです。




まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はプロカメラマンを名乗るまでの話をさせていただきました。

正直この0から1までの期間が一番エネルギーを使うし悩むことも多いと思います。

でもやり出してしまったらあとはやるだけです。
ぜひ最初の一歩踏み出してくださいね✨


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ではではゆー。でした〜🙋‍♂️


カメラマンをする前の歩いて日本一周した時の話はこちら↓


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