セプテンバー


圧倒的な存在感とオーラを放つその姿

幼い頃から目に焼き付けたその背中は間違いなくヒーローだった

勝負強さとリーダーシップ、いくつも打ち立てた奇跡と軌跡はまさに前人未到。

史上最強 と讃えられるにふさわしい。

一瞬にして繰り出されるその一閃は、的確にとらえて高弾道、歓声がそれを後押し。夢をのせて一直線。

きっと常人では考えられないほどのプレッシャー、土壇場、幾重にも巡る決定的な場面を見事な先見と感覚で切り抜け感動を与えてくれた。

目に焼き付けたヒーローはもういなくなろうとしている。

しかしまた同じ場所に帰ってくると皆が信じている。

形は違えどきっとまたあの高弾道を後押ししたような歓声の元に戻ってくると。

最後に聴いたセプテンバーを一生忘れない。

そしてまだ終わらない夢の続きを待っている。

セプテンバーは聴こえなくても大きな声で迎える準備はできている。

その背中に刻まれた数字と存在感を私たちは再び待ちわびる。


#詩 #ポエム #10

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