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食べ物がテーマの作品2つ|惹かれる心理を考える

こんにちは。
30代主婦のしろと申します。

私は人が何を食べているか見るのが好きで、
NHKの「サラメシ」なんかが好きです。

結婚してからは夫に「今日はお昼休みに何食べた~?」と聞いてしまう。

「普通、他人が何食べてるかなんてあんまり興味ないよな…」
と思っていたけれど、noteをサーフィンしていると
私と同じようなことをおっしゃっている方がちらほらと。
なんだかものすごくホッとしました。

"私だけじゃない"
そう思うと心が軽くなるから不思議です。

そんな私が、食べ物をテーマにした作品を2つ紹介してみます。
両方とも人気の作品なので、知っている方が多いかも…もしよかったらお付き合いください♪


①眠れぬ夜はケーキを焼いて(午後)

引っ越しする際にいらない本は処分してきたけれど、
「これは持って行きたい!」と思った作品の一つ。

作者の午後さんが、主人公オオカミとして描かれています。

オオカミ(午後さん)は睡眠のサイクルが狂いがち。
なかなか眠れなかったり、早起きが苦手だったり。

真夜中に起きてしまうこともあるので、
そんな時はパウンドケーキやらスコーンを作る…というエッセイです。

朝みんなと同じように起きる、という"普通"のことができない

自分は多数派ではない、だから劣性なんだ…とずーっと引け目を感じてきたオオカミだけれど
「それでもこれだけお菓子が作れれば、きっと大丈夫」というメッセージをくれる。

なんだろう、とっても温かい気持ちになる作品です。
3巻まで全部持ってる。

②作りたい女と食べたい女(ゆざきさかおみ)

こちらは電子で読みました。
TBSのラビットで芸人さんがオススメしてた気がします。

たくさん作りたいのに、小食&一人暮らしだからなかなか思うように料理ができない野本さんが、マンションの隣に住む春日さんと出会う。

春日さんは食いしん坊なので、喜んで野本さんの手料理を食べるようになり…というお話です。

"2人で仲良くご飯を作って食べる"
このシーンを中心に、2人の日常が描かれていきます。

このマンガには"食べるのが得意でない"登場人物も出てくるんですね。

「大切な人とおいしいご飯を食べることこそ幸せ!」という私の価値観は、
多分多くの人に当てはまるけど、でも決して全員ではないということ。

自分の価値観を押しつけてはいけない。
自分の当たり前は他人の当たり前じゃないんだから、と改めて思った作品でもあります。


食べ物がテーマの作品に惹かれてしまうのはきっと
私の価値観が
"大切な人とおいしいご飯を食べる=幸せ"
だからなんですね。

実家にいた頃、両親の休日の楽しみといえば夜ご飯だった気がします。
直接聞いたことはないけれど、多分そう。

「今日の夜何食べたい~?」と母に聞かれて、
私は「キムチ鍋」「湯豆腐と焼き鳥」をよくリクエストしていたな。
(当時キムチ鍋にハマってた/焼き鳥は買ってくるスタイル☆)

両親は夕食に間に合うよう、用事とお風呂は全て済ませて
ゆっくりご飯を食べてお酒を飲む時間を楽しみにしていました。

全て夜ご飯の時間から逆算して動く、みたいなかんじ。

そんな両親の元で育ったから、
大切な人と美味しいものを食べる=幸せ
という価値観が出来上がったのかも。



そんな気がする。


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