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柿の白和え ゆるーく無添加お味噌汁⑬

「みそ濾し」って最近は売ってるのかなぁ?

我が家の「みそ漉し」は20年選手になるのに、ほとんど使われないためか、見た目もそこまで古びていない。
毎日お味噌汁を作っているのに、粒味噌を使っているのに、「味噌濾し」で味噌を溶かした記憶は…買ってすぐの数回くらいのような気がする。

実家の母は、当たり前のように「みそ濾し」で味噌を溶いてお味噌汁を作っていたので、お味噌汁作りに必ずでてくる調理器具と思い、自然と手が伸びて買ってしまった。
でも、使い出して数日、洗い物の手間が気になり、味噌のつぶつぶも食物繊維が取れていいかも〜なんて思ったら、戸棚の中へ追いやられることに。

さてさて、引っ越しを経て、長いあいだ引き出しの肥やしになっていた「みそ濾し」が、ここ数年新たな活躍の場を得ています。

白和えの豆腐の裏漉しというお役目です。

白和えといえば、すり鉢で豆腐を滑らかにするのは苦にならないのに、すり鉢の後片付けの乾燥まで含めると、どうしても面倒になってしまう。

豆腐を滑らかするのは、裏漉しでもよかったはず。裏漉し器と茶漉しをそれぞれ試してみました。
茶漉しだと、盛り付けの器に直接裏漉しして和え衣を作れるので、洗い物が減ってラクでいい。でも、茶漉しは目が細かいので、裏漉すのに時間がかかる。ちょっとイライラ。

そんななか、茶漉しのとなりにしまってあった「みそ濾し」に目がいき…
ものは試しとやってみると、これがなかなか使い勝手がいいし、和え衣もほどよい感じ。

今回はお味噌汁の番外編?柿の白和えをご紹介します。

柿の白和え


豆腐(木綿・絹ごしお好みで)
白練りごま
きび砂糖
薄口醤油

作り方

  1. 豆腐はキッチンペーパーで包んでから、冷蔵庫へ入れて水切りをする。2〜3回キッチンペーパーの水気を絞って、豆腐を包み直す。

  2. 柿は種を取り、好きな形に切る。くし形や1.5〜2cm角のコロコロなど。

  3. 手順1の豆腐を「みそ濾し」に入れて、スプーンを押し付けながら裏漉しする。

  4. 手順3に白練りごま・きび砂糖・薄口醤油を加えよく混ぜ、和え衣を作る。

  5. 食べる直前に、切った柿と和え衣を和えて出来上がり。

筆柿がすき
絹ごし豆腐の方が木綿豆腐より滑らかになります


器に直接裏漉しして、和え衣を作ります


取り分けました

柿の白和えのときは、柿のフルーツ味を消さないように、和え衣を少なめにしています。

具材がフルーツだと、加熱調理や味付けをしないので、気軽に作れます。普段の食卓にいかがでしょうか?シャインマスカットや無花果もおすすめです。

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